(仮訳)ポーランド産Chrysothrix candelarisの化学と形態、およびC. xanthinaの分類に関する覚書
Olszewska, S., Zwolicki, A. & Kukwa, M., 2014. Chemistry and morphology of Chrysothrix candelaris in Poland, with notes on the taxonomy of C. xanthina. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000128/00000001/art00023 [Accessed November 12, 2014].
【R3-01275】2014/11/12投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ポーランドにおいてChrysothrix candelaris(広義)の化学的/形態的変異、生息地要求性、地理的分布を調査した。
本種は複数の化学型に分けられたが、その他の形態および生態的性質に違いは見られず、単一の分類群と認められた。
ポーランド産標本の顆粒のサイズは本種と同種あるいは半隠蔽種とも考えられるC. xanthinaにごく近かったが、両者を当面は別種と見なす立場をとった。

(その他掲載種)

Chrysothrix candelaris (L.) J.R. Laundon
コガネゴケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Chrysothrix xanthina
形態的に非常に類似している(同種とする意見があり半隠蔽種とも考えられる)
地衣成分としてピナストル酸を含むことがある
本種と異なりヨーロッパではなく熱帯域・亜熱帯域・北米温帯域に分布する
本種と生息地が異なる(湿った場所ではなく風雨に曝される場所や富栄養化した場所、焼けた森林、その他の森林など)
本種と異なり主に粗い樹皮、稀に材や岩ではなく平滑な樹皮や杭などを基質とする