2022年10月3日 (仮訳)中国産の新種Chloridium terricola Wang, Y. et al., 2017. Chloridium terricola sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2017/00000132/00000001/art00010 [Accessed October 3, 2022] 【R3-09933】2022/10/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国四川省において土壌から分離された菌を検討し、Chloridium terricolaとして新種記載した。 本種はテレオモルフを形成せず、分生子柄頂部にアンプル形または瓶形のフィアライドが輪生し、分生子が淡褐色であることなどで特徴づけられた。 本種はITS領域に基づく分子系統解析で独自の系統を形成し、同属の類似種ともnrLSUに基づく分子系統解析で異なる系統を形成した。 中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県 (新種) Chloridium terricola Yong Wang bis, Jie & K.D. Hyde 語源…土壌に生息する 【よく似た種との区別】 Chloridium gonytrichii nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり有性世代が知られている 本種と異なりフィアライドが分生子頂部のみではなく分生子柄の中ほどからも生じる 本種と異なり分生子が淡褐色ではなく淡緑色 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Chloridium virescens nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子が淡褐色ではなく無色 本種と異なり分生子に1-2つの油滴を含む nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される