2021年2月2日 (仮訳)市民科学が新規に採集された標本に基づく非地衣化チャワンタケ亜門の古い種の系統的位置決定を促進する Koukol, O. et al., 2020. Citizen science facilitates phylogenetic placement of old species of non-lichenised Pezizomycotina based on newly collected material. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/doi/cmy.72207.php [Accessed February 2, 2021] 【R3-08109】2021/2/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 市民科学プロジェクトとして腐生性非地衣化菌類のITSバーコードを収集し、系統的位置を検討した。 Leptosphaeria acutaのシノニムにL. urticaeを加え、Volutella melalomaをKoorchaloma属に移してK. europaeaをシノニムとした。 イラクサ属植物に生じるプレオスポラ目で多細胞胞子を有する種の検索表を掲載したほか、Mytilidion insulareの記載文を掲載した。 (その他掲載種) Brunnipila palearum (Desm.) Baral (その他掲載種) Ciboria rufofusca (O. Weberb.) Sacc. マツカサチャワンタケ (その他掲載種) Chalara insignis (Sacc., M. Rousseau & E. Bommer) S. Hughes (新組み合わせ) Koorchaloma melaloma (Berk. & Broome) Koukol & Šandová 旧名:Volutella melaloma Berk. & Broome 【よく似た種との区別】 Koorchaloma madreeya 本種より分生子形成細胞の幅が広い 本種より分生子の長さ/幅比平均が小さい 本種より剛毛の頂部細胞が短い (その他掲載種) Leptosphaeria acuta (Moug. & Nestl.) P. Karst. 【よく似た種との区別】 Leptosphaeria ogilviensis 同じイラクサ属植物に生じる 本種より子嚢が短い 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が黄褐色~褐色ではなく無色~帯褐色 本種と異なり子嚢胞子の中位が狭窄しないのではなく狭窄する 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(6-)7-10(-11)ではなく5 本種と異なり子嚢胞子末端に付属糸を欠くのではなくしばしば有する Plenodomus spp. 形態的に類似している 本種と異なりアナモルフが常に寄生性である 本種と異なり子嚢胞子の中位が狭窄しないのではなく狭窄する (その他掲載種) Mytilidion insulare Sacc.