2017年9月10日 (仮訳)日本の鳥取県の二次林に産した暗色有隔壁エンドファイトの新種、Cladophialophora inabaensis Usui, E., Takashima, Y. & Narisawa, K., 2016. Cladophialophora inabaensis sp. nov., a New Species among the Dark Septate Endophytes from a Secondary Forest in Tottori, Japan. Microbes and Environments. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsme2/31/3/31_ME16016/_article/-char/ja/ [Accessed September 10, 2017]. 【R3-04379】2017/09/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 鳥取県においてナスの根から分離されたエンドファイトの一種を検討し、Cladophialophora inabaensisとして新種記載した。 本種はPDA培地で生長が遅く、菌糸体が暗色で隔壁を有し、形態的にCladophialophora属の全既知種と異なっていた。 本種は宿主に対する接種でエンドファイトとしての性質を示した。 鳥取県 (新種) Cladophialophora inabaensis E. Usui, & K. Narisawa 語源…因幡産の 【よく似た種との区別】 Cladophialophora boppii 同じ暗色有隔壁エンドファイトとみられる 植物の根から分離される 分生子鎖が分枝しない 分生子が類球形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりヒト病原菌として知られている 本種と異なりナスではなくハクサイなどを宿主とする 本種と異なり分生子鎖に時により大きな節間生あるいは末端生の楕円形網状分生子を含む ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される