(仮訳)中国においてブドウの葉に対して病原性を有する新種Cladosporium hebeiense
Cai, X-W. et al., 2018. Cladosporium hebeiense sp. nov., pathogenic on grape leaves in China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2019/00000133/00000004/art00011 [Accessed June 28, 2022] 【R3-09641】2022/6/28投稿

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3行まとめ

中国河北省の温室においてブドウの葉に斑点病害を引き起こした菌を検討し、Cladosporium hebeienseとして新種記載した。
本種はC. herbarum複合種に含まれ、C. ramotenellumに系統的に近縁であったが、枝状分生子の形態が異なっていた。
本種の病原性を接種試験により確かめた。
中国河北省秦皇島市昌黎県

(新種)

Cladosporium hebeiense C.X. Wang, Xing H. Li & Yan M. Wei
語源…河北産の
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【よく似た種との区別】
Cladosporium ramotenellum
ITS+TEF1-α+ACTに基づく分子系統解析で近縁
本種より枝状分生子が長い
本種より枝状分生子の幅が狭い
本種と異なり枝状分生子の隔壁数が0-1ではなく0–1(–4)
ITS+TEF1-α+ACTに基づく分子系統解析で明瞭に区別される