(仮訳)スペイン、カナリア諸島産の新種Clitopilus rubroparvulus
Vizzini, A., Dahncke, R. & Contu, M., Clitopilus rubroparvulus (Basidiomycota, Agaricomy-cetes), a new species from the Canary Islands (Spain). mycosphere.org. Available at: http://mycosphere.org/vol-2-issue4.php [Accessed November 21, 2013].
【R3-00029】2013/11/23投稿

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3行まとめ

スペインのカナリア諸島から、コケ上に発生するClitopilus rubroparvulusを新種記載した。
本種はヒカゲウラベニタケ属のRhodophana節に属し、小型でキツネタケ属に類似していた。るが、担子胞子はイッポンシメジ科に典型的な形状である。
しかし、担子胞子はイッポンシメジ科に典型的な形状である。
Spain, Canary<br /> Islands, La Palma, Hoya del Rehielo

(新種)

Clitopilus rubroparvulus Dahncke, Contu & Vizzini
語源…赤くて小さい
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Clitopilus canariensis
子実体が小型
傘の中央部に突起がある
傘に条線を有する
本種と異なり担子胞子に装飾が多い
本種と異なり襞の縁部が不稔
本種と異なりシスチジア状の要素を全く持たない
Clitopilus nitellinus
本種よりも子実体のサイズが大きく、中型
肉に腐ったような穀粉臭がある
担子胞子が本種より大きく、9 μmを超えることが多い
Clitopilus melleopallens
担子胞子のサイズが類似している
傘が蜜褐色を帯びる
肉に穀粉臭がある
本種より担子胞子の装飾が少ない
Clitopilus cupreus
本種より傘が暗色
本種より柄が暗色
本種と異なり傘中央部の突起を持たない
本種より担子胞子が僅かに長くて大きい
本種と異なり傘表皮が2層からならない