(仮訳)インド産の新種Clonostachys indicus
Prasher, IB. & Chauhan, R. 2017. Clonostachys indicus sp. nov. from India. Kavaka. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Ib_Prasher/publication/319504531_Clonostachys_indicus_sp_nov_from_India/links/59afcf16aca272037078f3a1/Clonostachys-indicus-sp-nov-from-India.pdf [Accessed October 2, 2017].
【R3-04445】2017/10/2投稿

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3行まとめ

インドにおいてFicus virensの枯れ枝の樹皮から分離された菌を検討し、Clonostachys indicusとして新種記載した。
本種は2型(Verticillium型および2-4輪生)の分生子柄を有し、分生子が無色の類球形~卵状であることなどで特徴づけられた。
同じく2型の分生子柄を有するClonostachys属全種の形質を表にまとめた。
India, Chandigarh, Panjab University Campus

(新種)

Clonostachys indicus Prasher I. B. and Chauhan R.
語源…インドの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Bionectria byssicola
植物の枝から分離される
一次分生子柄の形態が類似している
二次分生子柄の形態が類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなくウガンダなどに分布する
本種と異なりFicus virensではなくAlchornea属植物などを宿主とする
本種と異なり培養下でスポロドキアを形成する
本種より一次分生子柄の幅が広い
本種より一次フィアライドが長い
本種より一次フィアライドの幅が狭い
本種より二次フィアライドのサイズが小さい
本種より一次分生子のサイズが小さい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Bionectria apocyni
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく米国などに分布する
本種と異なりFicus virensではなくApocynum cannabinumなどを宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される