2014年8月5日 (仮訳)新種Collema paramenseおよびアンデス高地産イワノリ属の記録 Jørgensen, PM. & Palice, Z. 2012. Collema paramense, sp. nova, with notes on Collema in the High Andes. Bibliotheca Lichenologica. …. Available at: https://botany.natur.cuni.cz/licheno/soubory/publikace/%5B26%5Djorgensen&palice2012.pdf [Accessed August 4, 2014]. 【R3-00975】2014/08/05投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ エクアドル北部の標高約4000mの地点で採集した地衣を検討し、Collema paramenseを新種記載した。 エクアドル新産種としてC. fasciculare、C. tenax(広義)、C. limosumを報告した。 Collema属地衣がアンデス山脈において極めて稀であることを指摘したが、その原因は定かでなかった。 Ecuador, Carchi, volcan Chiles, wet paramo near road, c. 1.5 km SW of the top of the volcano (新種) Collema paramense P.M. Jørg. & Palice 語源…パラモ産の 【よく似た種との区別】 Collema scabrum エクアドルに分布する 標高約4000mの高山帯に分布する (編集注:形質の特定はないが)非常に異なる Collema glaucophthalmum エクアドルに分布する 標高約4000mの高山帯に分布する 本種と異なり地上ではなく樹皮に発生する Collema ceraniscum 高山または極地に分布する 地上に発生する 形態が一見かなり類似している 本種と異なり南米に分布しない Collema calliobotrys var. coccophylliza 同じC. occultatumグループに含まれる 本種と異なり子嚢胞子が楕円形ではなく立方体状 Collema arcticum 本種より地衣体が小鱗片状に近い 本種ほど地衣体に光沢を持たない 本種と異なり子嚢が8胞子性ではなく通常4胞子性 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が無色ではなく淡い帯褐色 本種と異なり子嚢胞子が楕円形ではなく立方体状 (エクアドル新産種) Collema fasciculare (L.) F.H. Wigg. (その他掲載種) Collema glaucophthalmum Nyl. 【よく似た種との区別】 Collema paramense エクアドルに分布する 標高約4000mの高山帯に分布する 本種と異なり樹皮ではなく地上に発生する (エクアドル新産種) Collema tenax (Sw.) Ach. イシバイイワノリ (南米、エクアドル新産種) Collema limosum (Ach.) Ach.