(仮訳)ブラジルの半乾燥地域、カーチンガ・バイオームの分生子形成菌:Pseudoacrodictys属の新種
Fiuza, PO., et al., 2014. Conidial fungi from the semiarid Caatinga biome of Brazil: a new species of Pseudoacrodictys. Mycotaxon. …. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000127/00000001/art00007 [Accessed August 3, 2014].
【R3-00969】2014/08/04投稿

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3行まとめ

ブラジル北東部の半乾燥地域で枝に発生した菌を、Pseudoacrodictys magnicornuataとして新種記載した。
本種は分生子が褐色~暗褐色で洋独楽形・類蕪形・類球形または不規則形、網状隔壁を持っていた。
また、各分生子には縁部または頂部に1-2(-4)回巻きの角形の付属糸を7-35個伴っていた。
Brazil, Bahia, Santa Terezinha, Serra da Jibóia

(新種)

Pseudoacrodictys magnicornuata Fiuza, Gusmão & R.F. Castañeda
語源…大きな角状の(分生子の付属糸より)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pseudoacrodictys appendiculata
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が洋独楽形・類蕪形・類球形または不規則形ではなく洋梨形~洋独楽形
本種より分生子の付属糸が長い
本種と異なり分生子の付属糸が渦巻状ではなく類錐形
本種と異なり分生子の付属糸の数が9-35ではなく2-3
Pseudoacrodictys corniculata
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が洋独楽形・類蕪形・類球形または不規則形ではなく球形・類球形・広洋梨形
本種より分生子の付属糸が短い
本種と異なり分生子の付属糸が渦巻状ではなく類錐形で屈曲する
本種と異なり分生子の付属糸の数が9-35ではなく3-4
Pseudoacrodictys eickeri
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が洋独楽形・類蕪形・類球形または不規則形ではなく洋梨形・洋独楽形
本種より分生子の付属糸が短い
本種と異なり分生子の付属糸が渦巻状ではなく円筒形
本種と異なり分生子の付属糸の数が9-35ではなく3-4
Pseudoacrodictys fici
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が洋独楽形・類蕪形・類球形または不規則形ではなく類球形で時に裂ける
本種より分生子の付属糸が長い
本種と異なり分生子の付属糸が渦巻状ではなく円筒形
本種と異なり分生子の付属糸の数が9-35ではなく2-4
Pseudoacrodictys viridescens
本種と異なり分生子が洋独楽形・類蕪形・類球形または球形・類球形・広洋梨形
本種より分生子の付属糸が短い
本種と異なり分生子の付属糸が渦巻状ではなく円筒形
本種と異なり分生子の付属糸の数が9-35ではなく4-6