(仮訳)ドイツ新産のConiophora prasinoides (Bourdot & Galzin) Bourdot & Galzin
Huckfeldt, T. & Schmidt, O., 2013. Coniophora prasinoides (Bourdot & Galzin) Bourdot & Galzin Erstfund für Deutschland. Zeitschrift für Mykologie. Available at: http://www.dgfm-ev.de/coniophora-prasinoides-bourdot-galzin-bourdot-galzin-erstfund-f%C3%BCr-deutschland [Accessed July 4, 2015].
【R3-01979】2015/07/05投稿

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3行まとめ

ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州において床板の針葉樹材に発生した菌をConiophora prasinoidesと同定し、ドイツ新産種として報告した。
本種との同定は顕微鏡的形質およびITS領域の塩基配列に基づき行われた。
分子系統解析では、本種はC. aridaなど4種とクラスターを形成した。

(ドイツ新産種)

Coniophora prasinoides (Bourdot & Galzin) Bourdot & Galzin
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【よく似た種との区別】
Coniophora marmorata
針葉樹の材に腐朽を起こす
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Coniophora puteana(イドタケ)
針葉樹の材に腐朽を起こす
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Coniophora arida(カベタケ)
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Coniophora olivacea(イドタケモドキ)
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Leucogyrophana pulverulenta(コナミダタケ)
菌糸束の形態が類似している
本種と異なり菌糸束にクランプを有する
Serpula lacrymans(ナミダタケ)
担子胞子を大量に形成する
本種と異なり担子器の基部にクランプを有する
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が厚壁でない