2023年2月25日 (仮訳)パキスタン産の新種Conocybe karakensis Ullah, T. et al., 2023. Conocybe karakensis sp. nov. (Bolbitiaceae, Agaricales) from Pakistan. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.584.3.1 [Accessed February 25, 2023] 【R3-10366】2023/2/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、カイバル・パクトゥンクワ州で採集された菌を検討し、Conocybe karakensisとして新種記載した。 本種は傘が中型で帯赤橙色、半卵形で、襞が離生、柄が淡褐色、担子胞子が長楕円形であることなどで特徴づけられた。 本種はITS領域に基づく分子系統解析でC. velutipesと姉妹群を形成した。 Pakistan, Khyber Pakhtunkhwa Province, Karak District (Mianki banda) (新種) Conocybe karakensis T. Ullah & M. Saba 語源…カラック産の 【よく似た種との区別】 Conocybe velutipes ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードAに含まれる) 本種と異なりパキスタンではなくハンガリーなどに分布する 本種と異なり草地、針葉樹林などに生息する 本種と異なり傘が大型でない 本種と異なり傘が濃い帯赤色~暗い帯赤色でない 本種と異なり傘が半卵形でない 本種と異なり柄が大型でない 本種と柄の色が異なる 本種と異なり担子胞子が長楕円形でない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Conocybe microrrhiza ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードAに含まれる) 本種と異なりパキスタンではなくハンガリーなどに分布する 本種と異なり糞生菌である 本種と異なり子実体が小型である 本種と異なり傘が帯赤橙色ではなく帯黄褐色 本種と異なり傘が半卵形ではなく円錐状凸形 本種と異なり傘の中丘が小型である 本種と異なり柄が小型 本種と異なり担子胞子が淡褐色ではなくさび黄色 本種と異なり担子胞子が長楕円形ではなく類六角形 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Conocybe elegans ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードAに含まれる) 本種と異なりパキスタンではなくハンガリーなどに分布する 本種と異なり糞生菌である 本種と異なり子実体が大型 本種と異なり傘が帯赤橙色ではなく淡灰色 本種と異なり傘が半卵形ではなく円錐形 本種と異なり柄基部が塊茎状 本種と異なり担子胞子が大型 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される