2020年10月6日 (仮訳)インド、西ベンガル州産大型菌類の研究:69-73 Das, D. et al., Contribution to the Macromycetes of West Bengal, India: 69–73. Journal of Threatened Taxa. Available at: https://www.threatenedtaxa.org/index.php/JoTT/article/view/4896/7009 [Accessed October 6, 2020] 【R3-07752】2020/10/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、西ベンガル州において大型菌類の多様性調査を実施し、Lentinus属の5種を同定した。 そのうちL. araucariaeとL. fasciatusをインド新産種として報告した。 各種について記載文、生態写真、顕微鏡写真などを掲載した。 (インド新産種) Lentinus araucariae Har. & Pat. 【よく似た種との区別】 Lentinus badius 形態的に類似している 本種と異なり子実体が淡い帯黄色でない 本種と異なり襞の間隔がやや疎~中程度に密という特徴を欠く 本種と異なり傘表皮が毛状柵状被でない Lentinus dicholamellatus 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり偽菌核を有する (アジア、インド新産種) Lentinus fasciatus Berk. 【よく似た種との区別】 Lentinus strigosus(アラゲカワキタケ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり広範に分布する 本種と異なり担子胞子が円筒形でない 本種と異なりスクレロシスチジアを有するという特徴を欠く Lentinus velutinus(ビロードカワキタケ) 本種と異なり偽菌核を有する Lentinus hookerianus 本種より担子胞子のサイズが小さい (その他掲載種) Lentinus polychrous Lév. 【よく似た種との区別】 Lentinus squarrosulus(ケガワタケ) インドに分布する 本種と異なり傘表面に圧着した柔らかい小鱗片を有する 本種と異なり襞が深く垂生する 本種と異なり襞が煤色~琥珀色ではなく白色 本種と異なり襞の質感が頑丈という特徴を欠く 本種と異なり柄が短いという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり微細な毛被を有するという特徴を欠く 本種と異なり菌糸構成が複雑で3菌糸型になる傾向があるという特徴を欠く (その他掲載種) Lentinus sajor-caju (Fr.) Fr. ネッタイカワキタケ 【よく似た種との区別】 Lentinus umbrinus(ツヤカワキタケ) 本種と異なり傘が純白色でない 本種と異なり襞の間隔が密という特徴を欠く 本種と異なり顕著なつばを欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が円筒形でない Lentinus squarrosulus(ケガワタケ) インドに分布する 本種と異なりつばを欠く (その他掲載種) Lentinus squarrosulus Mont. ケガワタケ 【よく似た種との区別】 Lentinus cladopus 本種と異なり柄が分枝する Lentinus sajor-caju(ネッタイカワキタケ) インドに分布する 本種と異なりつばを有する Lentinus umbrinus(ツヤカワキタケ) 本種と異なりつば状隆起を有する Lentinus polychrous インドに分布する 本種と異なり傘表面に圧着した柔らかい小鱗片を有するという特徴を欠く 本種と異なり襞が深く垂生するという特徴を欠く 本種と異なり襞が白色ではなく煤色~琥珀色 本種と異なり襞の質感が頑丈 本種と異なり柄が短い 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり微細な毛被を有する 本種と異なり菌糸構成が複雑で3菌糸型になる傾向がある