(仮訳)インド、東海岸のポンディシェリ・マングローブに産した海生担子菌の新種、Coprinopsis natarajanii
Devadatha, B., Kumaresan, V. & Venkateswara Sarma, V. 2021. Coprinopsis natarajanii sp. nov., a new marine basidiomycete from Puducherry mangroves, East coast of India. Kavaka. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Kumaresan-V/publication/357620661_Coprinopsis_natarajanii_sp_nov_a_new_marine_basidiomycete_from_Puducherry_mangroves_East_coast_of_India/links/61d68b68b6b5667157cc6d96/Coprinopsis-natarajanii-sp-nov-a-new-marine-basidiomycete-from-Puducherry-mangroves-East-coast-of-India.pdf [Accessed January 23, 2022] 【R3-09172】2022/1/22投稿

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3行まとめ

インド、ポンディシェリのマングローブ林において材に発生した菌を検討し、Coprinopsis natarajaniiとして新種記載した。
本種はヒルギダマシの腐朽材上に群生し、ITS領域に基づく分子系統解析で独自の系統を形成した。
本種は同じくマングローブ林から知られている同属他種よりも子実体と側シスチジアのサイズが小さいことなどで特徴づけられた。
India, Tamil Nadu, Pondicherry, Veerampattinam mangroves

(新種)

Coprinopsis natarajanii Devadatha, V. Kumaresan & V.V. Sarma
語源…故K. Natarajan教授に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coprinopsis lagopus
アジアに分布する
マングローブ林に生息する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり海生菌として知られていない
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘の直径が大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Coprinopsis atramentaria(ヒトヨタケ)
マングローブ林に生息する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり海生菌として知られていない
本種より子実体のサイズが大きい
本種より傘の直径が大きい
本種より側シスチジアのサイズが大きい
本種より縁シスチジアのサイズが大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される