(仮訳)オランダ産のCoprinus属新種、Coprinus parvulus
Uljé, C.B. & Keizer, PJ. 2003. Coprinus parvulus, a new Coprinus from the Netherlands. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/531663/PERS2003018002022.pdf [Accessed November 16, 2022] 【R3-10065】2022/11/16投稿

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3行まとめ

オランダで採集された菌を検討し、新種Coprinus parvulusとして記載した。
本種はマツ林において糞に発生し、瓶形の傘シスチジアを有することからSetulosi亜節に含まれた。
本種はSetulosi亜節の他の種とは糞生である点、子実体や担子胞子がかなり小さい点、発芽孔が偏心生ではなく中心生である点などが異なっていた。
The Netherlands, Prov. Gelderland, Forest ‘Planken Wambuis’

(新種)

Coprinus parvulus P.J. Keizer & Uljé
語源…小さな(子実体のサイズから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coprinus pellucidus
同じCoprinus亜節に含まれる
糞生菌である
子実体が小型
本種と異なり傘表面に球状細胞からなる被膜を欠く
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり縁シスチジアが球形