(仮訳)糞生盤菌類の新種、Coprotus arduennensis
de Sloover, JR. 2002. Coprotus arduennensis, a new species of coprophilous discomycetes (Pezizales, Ascomycota). Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/532152/PERS2002017004011.pdf [Accessed April 10, 2023] 【R3-10500】2023/4/10投稿

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3行まとめ

ベルギーのアルデンヌ地方で採集された糞生菌の一種を検討し、Coprotus arduennensisとして新種記載した。
本種はイノシシおよびシカの糞から湿室法で得られた。
本種は本属の中でも側糸に黄色の油滴を含むグループに含まれた。
Vielsalm, A Sacrawé, Belgium

(新種)

Coprotus arduennensis J.R. De Sloover
語源…アルデンヌ産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coprotus ochraceus
子嚢盤が黄色~橙色
側糸に黄色の油滴を含む
外被層の”basal cells”のサイズがほぼ同一である
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり側糸の幅が広いという特徴を欠く
本種と異なり側糸が直線状の円筒形でない
本種より外被層縁部の細胞のサイズが小さい
Coprotus aurora
子嚢盤が黄色~橙色
側糸に黄色の油滴を含む
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が僅かに帯黄色である
本種と異なり側糸の幅が広いという特徴を欠く
本種と異なり側糸が直線状の円筒形でない
本種と異なり外被層の細胞が黄色である
本種より外被層縁部の細胞のサイズが小さい