(仮訳)トルコ新産種、Cortinarius rapaceoides
Demirak, MSS. & Işik, H. 2020. Cortinarius rapaceoides, a new record for Turkey. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2020/00000135/00000003/art00008 [Accessed May 18, 2023] 【R3-10613】2023/5/18投稿

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3行まとめ

トルコ、トカット県で採集されたCortinarius rapaceoidesをトルコ新産種として報告した。
本種は落葉樹林内の石灰質土壌において、コナラ属の枯れ葉の間から発生していた。
本種は従来フランスとイタリアから知られており、それらと比較するとトルコ産の一部の胞子がより大きかったが、ITS領域は100%一致した。

(トルコ新産種)

Cortinarius rapaceoides Bidaud, G. Riousset & Riousset
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【よく似た種との区別】
Cortinarius aleuriosmus
生態的に類似している(混同のおそれがある)
形態的に類似している
本種と異なり傘が類白色
本種と異なり襞が類白色
本種と異なり被膜が豊富である
本種と異なり被膜が白色
本種と異なり子実体の味が粉っぽい
本種と異なり子実体に穀粉臭がある
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が扁桃形~レモン形
本種と異なり担子胞子表面が粗面
Cortinarius saporatus
形態的に類似している
本種より傘のサイズが大きい
本種と異なり傘がKOHで褐変する
本種より柄のサイズが大きい
本種と異なり柄基部が帯黄色
本種と異なり子実体の臭いが初め果実臭でのちに酸っぱくなる