2014年4月27日 (仮訳)コスタリカの腹菌類:クチベニタケ科、スッポンタケ科、プロトファルス科 Trierveiler-Pereira, L., et al., 2013. Costa Rican gasteromycetes (Basidiomycota, Fungi): Calostomataceae, Phallaceae and Protophallaceae. Nova Hedwigia. …. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/schweiz/novh/2013/00000096/F0020003/art00020 [Accessed April 26, 2014]. 【R3-00650】2014/04/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ コスタリカ産のクチベニタケ科、スッポンタケ科、プロトファルス科の収蔵標本を調査し、7属11種を同定した。 コスタリカ産とコロンビア産のCalostoma lutescensの標本は、北米産の標本より胞子のサイズが大きく、別種であることが疑われたが、ITS領域とLSUの塩基配列は同一であった。 また、Protubera属菌2種をコスタリカ新産種として報告した。 (コスタリカ新産種) Protubera jamaicensis (Murrill) Zeller 【よく似た種との区別】 Protubera nipponica(シラタマタケ) 形態的に類似している 本種と異なり子実体表面に粘性を欠く(と思われる) (コスタリカ新産種) Protubera maracuja Moller (その他掲載種) Calostoma cinnabarinum Corda (その他掲載種) Calostoma lutescens (Schwabe) Burnap 【よく似た種との区別】 Calostoma yunnanensis 形態的に類似している 外殻皮が黄色を帯びる 外殻皮の表面が疣状 担子胞子が球形 本種と異なり北米~南米ではなく中国に分布する 担子胞子のサイズが本種より大きい (その他掲載種) Aseroe rubra Labill. アカイカタケ (その他掲載種) Laternea pusilla Berk. & M.A.Curtis 【よく似た種との区別】 Laternea triscapa 本種より子実体のサイズが大きく、2-4.5 cm程度ではなく8 cmに達する 本種と異なり柱の表面にとさか状の突起を欠く (その他掲載種) Laternea triscapa Turpin 【よく似た種との区別】 Laternea pusilla 本種より子実体のサイズが小さく、8 cmに達することがなく2-4.5 cm程度 本種と異なり柱の表面にとさか状の突起を持つ (その他掲載種) Ligiella rodrigueziana J.A.Saenz (その他掲載種) Phallus indusiatus Vent. キヌガサタケ 【よく似た種との区別】 Phallus duplicatus 形態的に類似している 本種より菌網が短い 本種より菌網の網目の幅が狭い (その他掲載種) Phallus duplicatus Bosc. 【よく似た種との区別】 Phallus indusiatus(キヌガサタケ) 形態的に類似している 本種より菌網が長い 本種より菌網の網目の幅が広い