(仮訳)ブラジル、レスチンガ植生に産した痂状ピンゴケ科地衣、およびGassicurtia属1新種と2つの検索表
Andrade, DS. et al., 2020. Crustose Caliciaceae in Restinga vegetation in Brazil with a new species of Gassicurtia and two identification keys. The Bryologist. Available at: https://doi.org/10.1639/0007-2745-123.1.075 [Accessed March 25, 2020] 【R3-07166】2020/3/25投稿

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3行まとめ

ブラジル北東部のレスチンガにおいて樹皮生地衣の調査を実施し、広義Buellia属地衣を多数採集した。
そのうちの一種をGassicurtia restingianaとして新種記載した。
ブラジル産Gassicurtia属地衣全種の検索表と、レスチンガ地域に産するピンゴケ科痂状地衣の検索表を作成した。
Brazil, Bahia, Massarandupió, in Restinga

(新種)

Gassicurtia restingiana D.S.Andrade, M.Cáceres & Aptroot
語源…レスチンガの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gassicurtia catasema
同所的に分布する(ブラジル)
同時に発生することがある
樹上生地衣である
裂芽が帯灰色
裂芽が小粒状
地衣成分としてアトラノリンを含む
地衣体のK反応が同一
赤色の色素を欠く
本種と異なり地衣体がUV陽性
本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含む