2020年7月3日 （仮訳）バイオガスリアクターから分離された担子菌酵母の新種、Cryptococcus shivajii Ravella, SR. et al., 2010. Cryptococcus shivajii sp. nov.: A Novel Basidiomycetous Yeast Isolated from Biogas Reactor. Current Microbiology. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s00284-009-9493-9 [Accessed July 3, 2020] 【R3-07466】2020/7/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ イギリスのデヴォンにおいてバイオガスリアクターから分離された酵母を検討し、5種を同定した。 そのうちの一種をCryptococcus shivajiiとして新種記載した。 本種は近縁種とは分子系統解析のほか、エチルアミンの資化能や最大生長温度などにより区別され、SEM下で細胞表面が繊維状に見えるという特徴を有していた。 North Wyke Research, Okehampton, Devon, UK （新種） Cryptococcus shivajii R.Sreen. Rao, S.A. James, C.J. Bond, I.N. Roberts, K. Cross, Retter & P.J. Hobbs 語源…Sisinthy Shivaji氏に献名 【よく似た種との区別】 Bullera dendrophila D1/D2およびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりエチルアミンを資化可能 本種と異なりラフィノースおよびカダベリンを資化不能 D1/D2およびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Kwoniella mangroviensis D1/D2およびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりL-ソルボース、エチルアミンを資化可能 本種と異なり30°Cで生育可能 D1/D2およびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される