2018年11月12日 （仮訳）中国産のシラカンバを宿主とする新種、Cryptosporella platyphylla Fan, X-L. et al., 2016. Cryptosporella platyphylla, a new species associated with Betula platyphylla in China. Phytotaxa. Available at: https://doi.org/10.11646/phytotaxa.253.4.4 [Accessed November 12, 2018] 【R3-05668】2018/11/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国北京市においてシラカンバに病害を引き起こした菌を検討し、Cryptosporella platyphyllaとして新種記載した。 本種は分生子果が僅かに破出性で子座をなし、分生子形成細胞が狭円筒形、分生子が無色楕円形～円筒形で無隔壁であることなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析で独自の系統を形成し、宿主も近縁種と異なる独自のものであった。 中国北京市通州区京東森林公園 （新種） Cryptosporella platyphylla C.M. Tian, X.L. Fan & K.D. Hyde 語源…シラカンバ (Betula platyphylla) の 【よく似た種との区別】 Cryptosporella betulae 同じカバノキ属植物を宿主とする ITS+tef1-α+β-tubに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりシラカンバではなくオウシュウシラカンバなどを宿主とする ITS+tef1-α+β-tubに基づく分子系統解析で明瞭に区別される