2018年7月7日 (仮訳)セイシェル産の樹皮生地衣の新種、Cryptothecia stockeri Neuwirth, G. & Aptroot, A. 2016. Cryptothecia stockeri (Arthoniales, Arthoniaceae), a New Corticolous Lichen Species from the Seychelles. Herzogia. Available at: https://doi.org/10.13158/heia.29.1.2016.97 [Accessed July 7, 2018]. 【R3-05284】2018/7/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ セイシェルで採集された樹皮生地衣の一種を検討し、Cryptothecia stockeriとして新種記載した。 本種は子嚢胞子が小型であり、プソロミン酸を有することなどで特徴づけられた。 セイシェル産Cryptothecia属地衣全種の検索表を掲載した。 Seychelles Islands, Mahé, Glacis (granite monolith), near North Point, Coast Beau Vallon Beach about 100 m to the Le Meridien Hotel (新種) Cryptothecia stockeri G.Neuwirth & Aptroot 語源…Elfie Stocker-Wörgötter博士に献名 【よく似た種との区別】 Cryptothecia evergladensis 地衣体の子嚢形成部位が褐色 子嚢胞子が石垣状 地衣成分としてプソロミン酸を含む 本種と異なりセイシェルではなく米国などに分布する 本種と異なり子実層を有する 本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい Cryptothecia macrocephala 地衣体の形態が類似している 地衣体の子嚢形成部位が褐色 地衣体の子嚢形成部位が点状 地衣成分としてプソロミン酸を含む 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子先端に大型の細胞を有する Cryptothecia exilis 地衣成分としてプソロミン酸を含む 本種と異なりセイシェルではなくオーストラリアなどに分布する 本種と異なり初生菌糸が不明瞭 本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい Cryptothecia fabispora 地衣成分としてプソロミン酸を含む 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の外側の細胞が内側の細胞よりもずっと小さいという特徴を有する Cryptothecia monospora 地衣成分としてプソロミン酸を含む 本種より子嚢胞子のサイズが大きい Cryptothecia verrucominuta 地衣成分としてプソロミン酸を含む 本種より子嚢胞子のサイズが大きい