(仮訳)インド産の新種、Custingophora lignicolaおよびChaetopsina indica
Nagaraju, D. et al., 2011. Custingophora lignicola sp. nov. and Chaetopsina indica sp. nov. from India. Journal of Mycology and Plant Pathology. Available at: http://www.academia.edu/download/45533082/CustingophoraChaetopsina.pdf [Accessed July 11, 2016].
【R3-03099】2016/07/12投稿

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3行まとめ

インド、アーンドラ・プラデーシュ州において採集された2種のアナモルフ菌を検討し、Custingophora lignicolaおよびChaetopsina indicaとしてそれぞれ新種記載した。
前者は分生子柄が長く波打ち、分生子が短い円筒形であることなどで特徴づけられた。
後者は分生子柄が剛毛状、分生子形成細胞が棍棒形で、分生子が基部が細まる円筒状紡錘形であることなどで特徴づけられた。
Bhadrachalam forest, Andhra Pradesh, India

(新種)

Custingophora lignicola Nagaraju, Kunwar, Sureshk. & Manohar.
語源…材生息性の
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【よく似た種との区別】
Custingophora suidafricana
分生子柄が波状またはジグザグ状
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が短円筒形ではなく長楕円形
Custingophora undulatispora
分生子柄が波状またはジグザグ状
本種より分生子柄が短い
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が短円筒形ではなく楕円形
Bhadrachalam forest, Andhra Pradesh, India

(新種)

Chaetopsina indica Nagaraju, Kunwar, Sureshk. & Manohar.
語源…インドの
※本種はTable1および本文の一部ではChaetopsina microsporaの学名で言及されている。
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【よく似た種との区別】
Chaetopsina ivoriensis
分生子のサイズが類似している
分生子に隔壁を欠く
本種より分生子形成細胞のサイズが大きい
本種と異なり分生子形成細胞がほぼ無色ではなく暗褐色
本種と異なり分生子形成細胞が棍棒形ではなく球形~アンプル形
本種と異なり分生子が平行にまとまる