2014年6月19日 (仮訳)アリゾナ州産の新種Dendrominia burdsallii Nakasone, KK., 2014. Dendrominia burdsallii (Corticiales, Basidiomycota), a new species from Arizona. North American Fungi. Available at: https://pnwfungi.org/index.php/pnwfungi/article/view/1218 [Accessed June 18, 2014]. 【R3-00821】2014/06/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国アリゾナ州でArbutus arizonicaの生木樹皮に発生した菌を、Dendrominia burdsalliiとして新種記載した。 本種は非常に大型で無色の狭円筒形~ソーセージ形、平滑薄壁でコットンブルー非染色性の担子胞子を形成することなどで特徴づけられた。 また、本種は真の埋生型子実層を有する点などで、形態的に類似するDendrothele属菌と区別された。 United States, Arizona, Santa Cruz County, Coronado National Forest, Santa Rita Mountains, Gardner Canyon (新種) Dendrominia burdsallii Nakasone 語源…Harold H. Burdsall 【よく似た種との区別】 Dendrominia dryina 形態的に類似している 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりシスチジアを欠く Dendrominia ericae 同じツツジ科植物を宿主とする 生木の樹皮に発生する 本種と異なりイチゴノキ属ではなくエリカ属の植物を宿主とする 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が顕著に屈曲する Dendrominia maculata 本種と異なりクランプを欠く Dendrothele spp. 生木の樹皮に発生する 子実体の形態が類似している 本種と異なり担子器が非常に大型で棍棒形という特徴を欠く 本種と異なり担子胞子が薄壁でコットンブルー非染色性という特徴を欠く 本種と異なり真の埋生型子実層を欠く