(仮訳)インド産のコウヤクタケ類の新属Dendrophlebia
Dhingra, GS. & Priyanka. 2011. Dendrophlebia (Agaricomycetes), a new corticioid genus from India. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00018 [Accessed March 14, 2020] 【R3-07137】2020/3/15投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド、アルナーチャル・プラデーシュ州において腐朽した被子植物の切り株に生じたコウヤクタケ類の一種を検討し、新属新種Dendrophlebia crassisporaとして記載した。
本種は子実体が背着生で子実層面が黄色平滑、KOHで暗いルビー色に呈色し、担子胞子が楕円形~広楕円形または卵形でやや厚壁であることなどで特徴づけられた。
本種はPhlebia属に形態的に類似していたが、担子胞子が厚壁であること、樹枝状糸状体を有することなどが異なっていた。
India, Arunachal Pradesh, West Kameng, Bombila

(新種)

Dendrophlebia crassispora Dhingra & Priyanka
語源…(属名)樹+Phlebia属(樹枝状糸状体を有することから)/(種小名)厚い胞子の(厚壁であることから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phlebia spp.
子実体の質感が密
子実体がKOHで赤色に呈色することがある
担子器が棍棒形
担子器が4胞子性
生殖菌糸にクランプを有する
本種と異なり生殖菌糸にクランプを欠く
本種と異なり樹枝状糸状体を欠く