(仮訳)ニュージーランドの動物園におけるムカシトカゲ5頭およびヒガシアゴヒゲトカゲ1頭のParanannizziopsis australasiensisによる皮膚真菌症
Masters, NJ. et al., 2016. Dermatomycosis caused by Paranannizziopsis australasiensis in five tuatara (Sphenodon punctatus) and a coastal bearded dragon (Pogona barbata) in a zoological collection in New Zealand. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00480169.2016.1177473 [Accessed July 6, 2021] 【R3-08570】2021/7/6投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ニュージーランド、オークランド動物園において5頭のムカシトカゲと1頭のヒガシアゴヒゲトカゲに発生した真菌性皮膚炎を調査した。
原因菌をParanannizziopsis australasiensisと同定したが、ニュージーランドによる本種の爬虫類への感染は初報告であり、ムカシトカゲへの感染も初報告となった。
ムカシトカゲの病変は治療後全て回復したが、ヒガシアゴヒゲトカゲでは壊死性潰瘍性皮膚炎を経て致死的な全身性真菌症に進行した。

(ニュージーランド新産種)

Paranannizziopsis australasiensis Sigler, Hambleton & Paré
mycobank_logoSpecies_Fungorum