(仮訳)新種Holtermanniella takashimaeを含む新属Holtermanniellaおよび4新組み合わせの提唱、Holtermanniaクレードのシロキクラゲ綱酵母に対するホルターマニア目の提唱
Wuczkowski, M. et al., 2011. Description of Holtermanniella gen. nov., including Holtermanniella takashimae sp. nov. and four new combinations, and proposal of the order Holtermanniales to accommodate tremellomycetous yeasts of the Holtermannia clade. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: http://ijs.sgmjournals.org/content/61/3/680.short [Accessed July 25, 2015].
【R3-02043】2015/07/26投稿

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3行まとめ

新種Holtermanniella takashimaeを基準種とする新属Holtermanniellaを提唱した。
4種のCryptococcus属酵母をHoltermanniella属に移した。
また、Holtermannia属およびHoltermanniella属に対して新目ホルターマニア目を提唱した。
Austria

(新種)

Holtermanniella takashimae Wuczkowski, Passoth, Andersson, Turchetti, Prillinger, Boekhout
語源…(属名)Holtermannia属類似/(種小名)酵母分類学者の高島昌子氏に献名
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【よく似た種との区別】
Holtermanniella nyarrowii
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオース、エリトリトール、DL-乳酸を資化不能
本種と異なり25°Cで生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella wattica
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコン酸、エリトリトール、DL-乳酸、D-グルコノ-1,5-ラクトンを資化不能
本種と異なり30°Cで生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella festucosa
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりエリトリトールを資化不能
本種と異なり30°Cで生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella mycelialis
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりエリトリトールを資化不能
本種と異なり30°Cで生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Holtermanniella nyarrowii (Thomas-Hall & K. Watson) Libkind, Wuczkowski, Turchetti & Boekhout
旧名:Cryptococcus nyarrowii Thomas-Hall & Watson
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【よく似た種との区別】
Holtermanniella takashimae
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオース、エリトリトール、DL-乳酸を資化可能
本種と異なり25°Cで生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella wattica
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオースを資化可能
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコノ-1,5-ラクトンを資化不能
本種と異なり25°Cで生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella festucosa
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりDL-乳酸を資化可能
本種と異なり25°Cで生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella mycelialis
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオース、DL-乳酸を資化可能
本種と異なり25°Cで生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Holtermanniella festucosa (Golubev & J.P. Samp.) Libkind, Wuczkowski, Turchetti & Boekhout
旧名:Cryptococcus festucosus Golubev & Sampaio
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【よく似た種との区別】
Holtermanniella takashimae
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりエリトリトールを資化可能
本種と異なり30°Cで生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella nyarrowii
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりDL-乳酸を資化不能
本種と異なり25°Cで生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella wattica
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコン酸、DL-乳酸を資化不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella mycelialis
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Holtermanniella mycelialis (Golubev & N.W. Golubev) Libkind, Wuczkowski, Turchetti & Boekhout
旧名:Cryptococcus mycelialis Golubev & Golubev
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【よく似た種との区別】
Holtermanniella takashimae
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりエリトリトールを資化可能
本種と異なり30℃で生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella nyarrowii
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオース、DL-乳酸を資化不能
本種と異なり25℃で生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella wattica
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコン酸、DL-乳酸、D-グルコノ-1,5-ラクトンを資化不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella festucosa
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Holtermanniella wattica (Guffogg, Thomas-Hall, P. Holloway & Watson) Libkind, Wuczkowski, Turchetti & Boekhout
旧名:Cryptococcus watticus Guffogg, Thomas-Hall, Holloway & Watson
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【よく似た種との区別】
Holtermanniella takashimae
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコン酸、エリトリトール、DL-乳酸、D-グルコノ-1,5-ラクトンを資化可能
本種と異なり30°Cで生育可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella nyarrowii
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコノ-1,5-ラクトンを資化可能
本種と異なりメリビオースを資化不能
本種と異なり25°Cで生育不能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella festucosa
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコン酸、DL-乳酸を資化可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Holtermanniella mycelialis
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-アラビノース、D-グルコン酸、DL-乳酸、D-グルコノ-1,5-ラクトンを資化可能
ITSおよびD1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される