2017年9月12日 (仮訳)ブラジルにおいて沈んだ材に生じた新属新種、Dictyoaquaphila appendiculata Monteiro, JS. et al., 2016. Dictyoaquaphila appendiculata gen. & sp. nov. from submerged wood from Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2016/00000131/00000001/art00019 [Accessed September 11, 2017]. 【R3-04384】2017/09/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルのパラー州およびバイーア州の河川において沈んだ材に発生した菌を検討し、新属新種Dictyoaquaphila appendiculataとして記載した。 本種は顕著な分生子柄を有し、分生子形成様式が単出芽型および多出芽型、分生子が扁長類球形~広楕円状紡錘形で、網状隔壁および付属糸を有することなどで特徴づけられた。 本種はDictyodesmium属菌などに類似していたが、コロニーや分生子の形態などが異なっていた。 Brazil, Pará State, Santa Bárbara, Parque Ecológico de Gumma (新種) Dictyoaquaphila appendiculata J.S. Monteiro, L.B. Conc., M.F.O. Marques, Gusmão & R.F. Castañeda 語源…(属名)網状で水を好む(網状…分生子の隔壁から)/(種小名)小付属糸の 【よく似た種との区別】 Dictyodesmium spp. 顕著な分生子柄を有する 分生子柄が短い 分生子形成様式が出芽型 本種と異なりコロニーが平らに広がるという特徴を欠く 本種と異なり分生子柄が時にシンポジオ状に伸長するという特徴を欠く 本種と異なり分生子形成様式が単出芽型および多出芽型という特徴を欠く 本種と異なり分生子形成細胞が無限生長するという特徴を欠く 本種と異なり分生子形成細胞に”separating cell”を欠く 本種と異なり分生子に糸状の付属糸を欠く Dictyorostrella spp. 顕著な分生子柄を有する 分生子柄が短い 分生子形成様式が出芽型 本種と異なり分生子形成細胞に”separating cell”を欠く 本種と異なり分生子に糸状の付属糸を欠く Xenostigmina spp. 顕著な分生子柄を有する 分生子柄が短い 分生子形成様式が出芽型 本種と異なり分生子形成細胞に”separating cell”を欠く 本種と異なり分生子に糸状の付属糸を欠く