2019年12月8日 （仮訳）ブラジル半乾燥地域の淡水から見出された新属新種Dictyotrichocladium aquaticumおよび新種Minimelanolocus aquatilis Fiuza, PO. et al., 2017. Dictyotrichocladium aquaticum gen. & sp. nov. and Minimelanolocus aquatilis sp. nov. from freshwater in Brazil’s semiarid region. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2017/00000132/00000002/art00020 [Accessed December 8, 2019] 【R3-06843】2019/12/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ブラジルの半乾燥地域においてそれぞれ水没した腐葉と小枝に見出された菌を検討し、新属新種Dictyotrichocladium aquaticum、新種Minimelanolocus aquatilis 前者は分生子が単生し、暗色または黒色で長洋梨形、円筒形などで、石垣状隔壁を有することなどで特徴づけられた。 後者は分生子が淡褐色倒棍棒形小疣状で3-5隔壁を有することなどで特徴づけられた。 Brazil, Bahia, Piatã, Chapada Diamantina, Serra da Tromba （新種） Dictyotrichocladium aquaticum Fiuza, Gusmão & R.F. Castañeda 語源…（属名）網状のTrichocladium属（分生子の形態から）/（種小名）水生の 【よく似た種との区別】 Trichocladium spp. 本種と異なり分生子が石垣状でない Acrodictys spp. 分生子の形態が類似している 本種と異なり分生子が卵状、倒卵状、洋梨形、円筒形で直線状 Cirrenalia spp. 分生子の形状が類似している 本種と異なり分生子が螺旋状 本種と異なり分生子が石垣状でない Paradictyoarthrinium spp. 分生子の形態が類似している 本種と異なり分生子柄が隔壁部分で僅かに狭窄するか数珠状 本種と異なり分生子形成細胞が末端生ではなく側生または節間生 Thyrostroma spp. 分生子の形態が類似している 本種と異なり分生子果が子座状のスポロドキア状 本種と異なり分生子形成細胞が無限生長する Brazil, Bahia, Pindobaçú, Serra da Fumaça （新種） Minimelanolocus aquatilis L.B. Conc., M.F.O. Marques, Gusmão & R.F. Castañeda 語源…水生の 【よく似た種との区別】 Minimelanolocus limpidus 本種より分生子柄のサイズが大きい 本種と異なり分生子表面が小疣状ではなく平滑