2022年11月4日 (仮訳)Selenosporellaシンアナモルフを有する新種Diplococcium hughesii Wang, CJK. & Sutton, BC. 1998. Diplococcium hughesii sp.nov. with a Selenosporella synanamorph. Canadian Journal of Botany. Available at: https://cdnsciencepub.com/doi/10.1139/b98-105 [Accessed November 4, 2022] 【R3-10029】2022/11/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国ニューヨーク州においてブナ属樹木の材に発生したアナモルフ菌の一種を検討し、Diplococcium hughesiiとして新種記載した。 本種は分生子柄が暗色で分枝し、分生子形成細胞が節間生、分生子が鎖生し類球形~長楕円形単細胞であることなどで特徴づけられた。 本種はSelenosporellaシンアナモルフを有し、これはDiplococcium属菌で唯一知られる特徴となった。 Ashokan, Ulster County, New York, U.S.A. (新種) Diplococcium hughesii C.J.K. Wang & B. Sutton 語源… S.J. Hughes博士に献名 【よく似た種との区別】 Diplococcium spicatum 分生子柄の分枝様式が類似している 本種より分生子のサイズがずっと小さい 本種と異なり分生子の隔壁数が0ではなく1 本種と異なりSelenosporella属シンアナモルフが知られていない Diplococcium pandani 分生子の形態が類似している 本種と異なり分生子柄に短い分枝がほとんどない 本種と異なり分生子の隔壁数が0ではなく時に1-3 本種と異なりSelenosporella属シンアナモルフが知られていない