2017年1月28日 (仮訳)インド、パンジャーブ州産の糞生ヒカゲタケ属菌の多様性 Kaur, A., Atri, NS. & Kaur, M., 2014. Diversity of coprophilous species of Panaeolus (Psathyrellaceae, Agaricales) from Punjab, India. Diversitas. Arilable at: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.679.662&rep=rep1&type=pdf [Accessed January 28, 2017]. 【R3-03702】2017/01/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、パンジャーブ州から16種の糞生ヒカゲタケ属菌を報告した。 Panaeolus alcidisなど4種および1変種をインド新産種として報告した。 また、5種をインド北部新産種として、2種をパンジャーブ州(インド)新産種として報告し、検討した分類群の検索表を掲載した。 (インド北部新産種) Panaeolus solidipes (Peck) Sacc. 【よく似た種との区別】 Panaeolus semiovatus(ジンガサタケ) 本種と異なり柄が中実ではなく中空 本種と異なりつばを有する 本種と異なり担子胞子が正面視でレンズ状およびレモン形、側面視で楕円形ではなく長楕円形 Panaeolus antillarum(ツヤマグソタケ) インドに分布する 糞生菌である 柄が太い 柄が成熟時中実 クリソシスチジアを有する 傘シスチジアを欠く 柄シスチジアを有する 菌糸にクランプを有する 本種と異なり傘が扁平凸形ではなく凸形 本種と異なり傘に中丘を欠く 本種と異なり傘表面が平滑ではなく角張った鱗片を伴う 本種と異なり柄が白色ではなく淡色 本種と異なり子実体が傷つくと褐変する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なりクリソシスチジアの頂部が狭窄するのではなく基部が細まって柄状になる Panaeolus solidipes インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種と異なり子実体が大型でない 本種と異なり子実体が純白でない 本種と異なり傘が扁平凸形でない 本種と異なり柄が縦方向にねじれるという特徴を欠く 本種と異なり菌糸にクランプを欠く Panaeolus venezolanus インドに分布する 糞生菌である つばを有する 本種と異なり子実体が白色 本種と異なりクリソシスチジアを欠く (その他掲載種) Panaeolus antillarum (Fr.) Dennis ツヤマグソタケ 【よく似た種との区別】 Panaeolus solidipes インドに分布する 糞生菌である 柄が太い 柄が成熟時中実 クリソシスチジアを有する 傘シスチジアを欠く 柄シスチジアを有する 菌糸にクランプを有する 本種と異なり傘が凸形ではなく扁平凸形 本種と異なり傘に中丘を有する 本種と異なり傘表面が角張った鱗片を伴うのではなく平滑 本種と異なり柄が淡色ではなく白色 本種と異なり子実体が傷つくと褐変するという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりクリソシスチジアの基部が細まって柄状になるのではなく頂部が狭窄する Panaeolus lepus-stercus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり菌糸にクランプを欠く (インド北部新産種) Panaeolus ater (J.E. Lange) Kühner & Romagn. 【よく似た種との区別】 Panaeolus fimicola(マグソタケ) 本種と異なりクリソシスチジアを欠く Panaeolus tropicalis インドに分布する 糞生菌である 柄が細い 柄が成熟時中空 クリソシスチジアを有する 傘シスチジアを欠く 柄シスチジアを有する 菌糸にクランプを有する 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘に中丘を欠く 本種と異なり担子器が4胞子性ではなくほとんどの場合2胞子性 本種より担子胞子が短い Panaeolus lepus-stercus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり菌糸にクランプを欠く (インド新産種) Panaeolus tropicalis Ola’h 【よく似た種との区別】 Panaeolus cyanescens(アイゾメヒカゲタケ) インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 菌糸にクランプを有する 本種と異なり担子器が2(-4)胞子性ではなく4胞子性 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり傘シスチジアを有する 本種と異なり柄シスチジアを欠く Panaeolus ater インドに分布する 糞生菌である 柄が細い 柄が成熟時中空 クリソシスチジアを有する 傘シスチジアを欠く 柄シスチジアを有する 菌糸にクランプを有する 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘に中丘を有する 本種と異なり担子器がほとんどの場合2胞子性なのではなく4胞子性 本種より担子胞子が長い Panaeolus lepus-stercus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり菌糸にクランプを欠く Panaeolus cyanoannulatus インドに分布する 糞生菌である 本種と異なりつばを有する 本種と異なりクリソシスチジアを欠く (アジア、インド新産種) Panaeolus africanus var. diversistipus Amandeep Kaur, NS Atri & Munruchi Kaur 【よく似た種との区別】 Panaeolus africanus 本変種と異なり柄頂部が純白ではなく桃色を帯びる 本変種と異なり柄表面全体が白色の鱗片に覆われるのではなく頂部が粉状 Panaeolus lepus-stercus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 菌糸にクランプを欠く 本種と異なり傘が凸形ではなく鐘形 本種と異なり傘に中丘を有する 本種と異なり傘に縁片膜を欠く 本種と異なり担子器が4胞子性ではなくほとんどの場合2胞子性でごく稀に4胞子性 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり傘シスチジアを欠く (その他掲載種) Panaeolus lepus-stercus N.S. Atri, Munruchi Kaur & Amandeep Kaur 【よく似た種との区別】 Panaeolus africanus var. diversistipus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 菌糸にクランプを欠く 本種と異なり傘が鐘形ではなく凸形 本種と異なり傘に中丘を欠く 本種と異なり傘に縁片膜を有する 本種と異なり担子器がほとんどの場合2胞子性でごく稀に4胞子性なのではなく4胞子性 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり傘シスチジアを有する Panaeolus tropicalis インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり菌糸にクランプを有する Panaeolus ater インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり菌糸にクランプを有する Panaeolus rubricaulis 本種と異なり傘が暗褐色で縁部が白色の帯状 本種と異なり傘に縁片膜を有する Panaeolus antillarum(ツヤマグソタケ) インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり菌糸にクランプを有する Panaeolus cyanescens(アイゾメヒカゲタケ) インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘シスチジアを有する 本種と異なり柄シスチジアを欠く 本種と異なり菌糸にクランプを有する Panaeolus solidipes インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 柄シスチジアを有する 本種と異なり子実体が大型 本種と異なり子実体が純白 本種と異なり傘が扁平凸形 本種と異なり柄が縦方向にねじれる 本種と異なり菌糸にクランプを有する Panaeolus tirunelveliensis 本種と異なり糞生ではなく地上生 本種と異なり担子器が2胞子性 本種より担子胞子のサイズが小さい (インド新産種) Panaeolus castaneifolius (Murrill) A.H. Sm. 【よく似た種との区別】 Panaeolus cyanescens(アイゾメヒカゲタケ) インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 傘シスチジアを有する 柄シスチジアを欠く 菌糸にクランプを有する 本種と異なり傘が帯緑白色ではなく淡色で灰色、褐灰色、青灰色などを帯びる 本種と異なり傘表面の亀裂が不規則形ではなく水平方向 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子表面が疣状ではなく平滑 (パンジャーブ州[インド]新産種) Panaeolus cyanescens (Berk. & Broome) Sacc. アイゾメヒカゲタケ 【よく似た種との区別】 Panaeolus tropicalis インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 菌糸にクランプを有する 本種と異なり担子器が4胞子性ではなく2(-4)胞子性 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり傘シスチジアを欠く 本種と異なり柄シスチジアを有する Panaeolus lepus-stercus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり傘シスチジアを欠く 本種と異なり柄シスチジアを有する 本種と異なり菌糸にクランプを欠く Panaeolus cyanoannulatus インドに分布する 糞生菌である 本種と異なりつばを有する 本種と異なりクリソシスチジアを欠く Panaeolus castaneifolius インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを有する 傘シスチジアを有する 柄シスチジアを欠く 菌糸にクランプを有する 本種と異なり傘が淡色で灰色、褐灰色、青灰色などを帯びるのではなく帯緑白色 本種と異なり傘表面の亀裂が水平方向ではなく不規則形 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が平滑ではなく疣状 (その他掲載種) Panaeolus cyanoannulatus N.S. Atri, Munruchi Kaur & Amandeep Kaur 【よく似た種との区別】 Panaeolus cyanescens(アイゾメヒカゲタケ) インドに分布する 糞生菌である 本種と異なりつばを欠く 本種と異なりクリソシスチジアを有する Panaeolus tropicalis インドに分布する 糞生菌である 本種と異なりつばを欠く 本種と異なりクリソシスチジアを有する Panaeolus cambodginiensis 本種と異なりつばを欠く Panaeolus subbalteatus(センボンサイギョウガサ) インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを欠く 本種と異なりつばを欠く Panaeolus semiovatus(ジンガサタケ) つばを有する 本種と異なり傘が帯黄褐色ではなく淡クリーム色~淡黄褐色 本種と異なり傘が円錐形ではなく鐘形 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり子実層にクリソシスチジアを有する (インド新産種) Panaeolus venezolanus Guzmán 【よく似た種との区別】 Panaeolus papilionaceus(ワライタケ) 本種と異なりつばを欠く Panaeolus solidipes インドに分布する 糞生菌である つばを有する 本種と異なり子実体が白色 本種と異なりクリソシスチジアを有する Panaeolus semiovatus(ジンガサタケ) つばを有する 本種と異なり子実体が白色 本種と異なりクリソシスチジアを有する (インド新産種) Panaeolus alcidis M.M. Moser (パンジャーブ州[インド]新産種) Panaeolus subbalteatus (Berk. & Broome) Sacc. センボンサイギョウガサ 【よく似た種との区別】 Panaeolus acuminatus インドに分布する 糞生菌である 傘の直径の範囲が重なる 傘に中丘を有する 傘縁部が成熟しても裂けない つばを欠く 担子胞子のサイズの範囲が重なる クリソシスチジアを欠く 本種と異なり傘が円錐状凸形~凸形ではなく鐘形~広鐘形 本種と異なり傘縁部に帯状の部分を欠く 本種より柄の幅が狭い 本種と異なり柄表面が粉状ではなく頂部付近が粉状 Panaeolus cyanoannulatus インドに分布する 糞生菌である クリソシスチジアを欠く 本種と異なりつばを有する (インド北部新産種) Panaeolus acuminatus (Schaeff.) Quél. 【よく似た種との区別】 Panaeolus subbalteatus(センボンサイギョウガサ) インドに分布する 糞生菌である 傘の直径の範囲が重なる 傘に中丘を有する 傘縁部が成熟しても裂けない つばを欠く 担子胞子のサイズの範囲が重なる クリソシスチジアを欠く 本種と異なり傘が鐘形~広鐘形ではなく円錐状凸形~凸形 本種と異なり傘縁部に帯状の部分を有する 本種より柄の幅が広い 本種と異なり柄表面の頂部付近が粉状なのではなく粉状 (インド北部新産種) Panaeolus sphinctrinus (Fr.) Quél. 【よく似た種との区別】 Panaeolus campanulatus 本種と異なり傘が煉瓦色~帯赤褐色 本種より担子胞子のサイズが小さい Panaeolus papilionaceus(ワライタケ) 本種と異なり傘が白色または黄褐色 本種と異なり傘表面にしばしば亀裂を生じる 本種と異なり柄が基部にかけて桃色を帯びる (インド新産種) Panaeolus papilionaceus var. parvisporus Ew. Gerhardt 【よく似た種との区別】 Panaeolus papilionaceus(ワライタケ) 本変種と異なり傘に内被膜の名残の縁片膜を有する Panaeolus speciosus var. pilocystidiosus インドに分布する 糞生菌である 傘に中丘を欠く 傘に縁片膜を欠く つばを欠く クリソシスチジアを欠く 柄シスチジアを有する 本変種と異なり傘が帯黄白色~帯灰白色ではなく帯黄色 本変種と異なり傘表面が平滑ではなく橙色の鱗片を伴う 本変種と異なり傘縁部が成熟しても裂けない 本変種と異なり柄が帯黄白色ではなく帯黄色 本変種と異なり柄が傷つくと帯桃褐色ではなく帯黒灰色 本変種と異なり穀粉臭を有する 本変種より担子胞子が短い 本変種と異なり菌糸にクランプを欠く (その他掲載種) Panaeolus speciosus var. pilocystidiosus Amandeep Kaur, NS Atri & Munruchi Kaur 【よく似た種との区別】 Panaeolus speciosus 本変種より担子胞子が短い 本変種と異なり傘シスチジアを欠く 本変種と異なり菌糸にクランプを有する Panaeolus papilionaceus var. parvisporus インドに分布する 糞生菌である 傘に中丘を欠く 傘に縁片膜を欠く つばを欠く クリソシスチジアを欠く 柄シスチジアを有する 本変種と異なり傘が帯黄色ではなく帯黄白色~帯灰白色 本変種と異なり傘表面に橙色の鱗片を伴うのではなく平滑 本変種と異なり傘縁部が成熟すると裂ける 本変種と異なり柄が帯黄色ではなく帯黄白色 本変種と異なり柄が傷つくと帯黒灰色ではなく帯桃褐色 本変種と異なり穀粉臭を欠く 本変種より担子胞子が長い 本変種と異なり菌糸にクランプを有する