2020年1月24日 (仮訳)中国においてCorymbia citriodoraに重度の葉枯病を引き起こすQuambalaria piterekaのDNAに基づく同定 Zhou, X-D. et al., 2007. DNA-based identification of Quambalaria pitereka causing severe leaf blight of Corymbia citriodora in China. Fungal Diversity. Available at: http://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/25-15.pdf [Accessed January 24, 2020] 【R3-06984】2020/1/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国広東省においてCorymbia citriodoraの幼木に重度の葉枯病を認めた。 分子系統解析の結果に基づき、原因菌をQuambalaria piterekaと同定した。 中国からのQuambalaria葉枯病の報告は初であり、ユーカリ類の自然分布(オーストラリア)の範囲外からの報告も初となった。 (中国新産種) Quambalaria pitereka (J. Walker & Bertus) J.A. Simpson 【よく似た種との区別】 Quambalaria cyanescens オーストラリアに分布する 同じフトモモ科植物を宿主とする ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりCorymbia属ではなくユーカリ属植物を宿主とする ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される