2022年5月31日 (仮訳)アルゼンチンにおけるCryptosphaeria属菌の初研究 Romero, AI. & Carmarán, CC. 2003. A new smut fungus, Sporisorium centrale sp. nov., on Themeda from Australia. Fungal Diversity. Available at: https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/FD12-161-167.pdf [Accessed May 31, 2022] 【R3-09556】2022/5/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ アルゼンチンの9州で採集されたシトネタケ科菌類の400標本を検討し、2種をCryptosphaeria属菌と同定した。 そのうち、ティエラ・デル・フエゴ州で採集された菌をC. sulcataとして新種記載した。 また、従来ヨーロッパと北米のみから知られていたC. lignyotaをアルゼンチン新産種として報告した。 Argentina, Tierra del Fuego, Dpto. Ushuaia, Monte Olivia (新種) Cryptosphaeria sulcata A.I. Romero & Carmarán 語源…溝状の(孔口の形態から) 【よく似た種との区別】 Cryptosphaeria pullmanensis 本種と異なりアルゼンチンではなく米国などに分布する 本種と異なりナンキョクブナ属ではなくヤマナラシ属植物などに生じる 本種と異なり孔口表面が溝状でない 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに小さい (南米、アルゼンチン新産種) Cryptosphaeria lignyota (Fr.) Auersw.