(仮訳)米国南部における新興病害であるダイズのtaproot declineの原因菌の初記載
Allen, T. et al., 2017. First Description of the Causal Agent of Taproot Decline of Soybean, an Emerging Disease in the Southern United States. Plant Health Progress. Available at: https://doi.org/10.1094/PHP-01-17-0004-RS [Accessed December 28, 2018] 【R3-05805】2018/12/28投稿

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3行まとめ

米国南部でダイズに発生し、従来病原体の特定に至らなかった”taproot decline”を検討し、病原菌をXylaria arbuscula集合種と特定した。
根から分離された本種がコッホの原則を満たすことを確かめ、培養下でXylaria属様の子座の形成も認めた。
主に腐生菌やエンドファイトとして知られるXylaria属菌がダイズの病原菌として報告されるのは初のことであった。

(その他掲載種)

Xylaria arbuscula Sacc.
エダウチクロサイワイタケ
※集合種 (aggregate) としての掲載
mycobank_logoSpecies_Fungorum