2022年9月4日 (仮訳)Russularia亜属のトルコ新産種、Lactarius atlanticus Kaygusuz, O. 2022. First Record of Lactarius atlanticus (Russulaceae, Basidiomycetes) from Turkey in the Subgenus Russularia. Interdisciplinary Basic Science Research and Approaches. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Oguzhan-Kaygusuz/publication/363055638_First_Record_of_Lactarius_atlanticus_Russulaceae_Basidiomycetes_from_Turkey_in_the_Subgenus_Russularia/links/630c88efacd814437fe5d3fb/First-Record-of-Lactarius-atlanticus-Russulaceae-Basidiomycetes-from-Turkey-in-the-Subgenus-Russularia.pdf [Accessed September 4, 2022] 【R3-09844】2022/9/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ、アイドゥン県の温帯混交林からLactarius atlanticusをトルコ新産種として報告した。 本種は従来フランス、ギリシャ、イタリアなどヨーロッパ諸国から知られ、ごく稀な種とされてきた。 分子系統解析で本種との同定を確かめ、近縁種との差異などを記述した。 (トルコ新産種) Lactarius atlanticus Bon 【よく似た種との区別】 Lactarius mitratus アジアに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり韓国における分布が知られている 本種と異なりモミ属樹木などと関係を持つ 本種と異なり傘が橙黄色~淡橙色 本種と異なり側マクロシスチジアを有する 本種と異なり傘表皮が短細胞被である ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius subhirtipes アジアに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国における分布が知られている 本種と異なり子実体が帯褐橙色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種ほど担子胞子の装飾が網目状でない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius cinereoroseus アジアに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり韓国における分布が知られている 本種と異なり傘が帯灰黄色~帯灰赤色 本種と異なり側マクロシスチジアを有する 本種と異なり傘表皮が粘糸状被 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius laccarioides アジアに分布する 同じブナ科樹木が優占する森林に発生する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイにおける分布が知られている 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり傘表皮が糸状柵状被 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius rufulus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国における分布が知られている 本種と異なり肥沃な土壌に生じる 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が帯褐赤色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius strigosipes ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりメキシコにおける分布が知られている 本種と異なり子実体に新鮮時および乾燥時に特異な臭気がある 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり傘表皮が偽柔組織状被 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius subatlanticus アジアに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国における分布が知られている 本種より子実体のサイズが小さい 本種より傘のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius subserifluus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国における分布が知られている 本種と異なり傘が橙さび色 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius camphoratus(ニセヒメチチタケ) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国における分布が知られている 本種より生態学的範囲が大きい 本種と異なり傘が橙色を帯びない 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりマクロシスチジアを有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius cremor イタリアに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが小さい 本種より傘のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりマクロシスチジアを有する 本種と異なり傘表皮が偽柔組織状被 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius serifluus 広葉樹林に発生する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国における分布が知られている 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり傘が帯黄褐色 本種と異なり担子胞子が類球形 本種と異なりマクロシスチジアを有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lactarius subumbonatus 本種と異なり傘が橙色を帯びない 本種と異なり担子胞子が類球形 本種と異なりパラシスチジアが類棍棒形~類円筒形