(仮訳)南アジア産のRussula anthracinaの初記録およびヒマラヤスギとの外生菌根
Jabeen, S., Niazi, AR. & Khalid, AN. 2016. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2016/00000131/00000001/art00006 [Accessed April 13, 2021] 【R3-08320】2021/4/14投稿

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3行まとめ

パキスタン、スワート地区の温帯林において採集されたRussula anthracinaを検討した。
本種の南アジアおよびパキスタンからの報告は初となった。
また、ヒマラヤスギの外生菌根の形態を検討し、塩基配列を基に本種と同定した。

(南アジア、パキスタン新産種)

Russula anthracina Romagn.
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【よく似た種との区別】
Russula acrifolia
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり襞が帯桃色ではなく淡クリーム色
本種と異なり傘シスチジアを有する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Russula albonigra(シロクロハツ)
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり肉が速やかに黒変する
本種と異なり傘シスチジアを有する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される