2015年9月4日 (仮訳)ブラジル北東部におけるアカカゴタケ属菌の初記録 Fazolino, EP. et al., 2010. First records of Clathrus (Phallaceae, Agaricomycetes) from the Northeast Region of Brazil. Mycotaxon. … Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000113/00000001/art00020 [Accessed September 4, 2015]. 【R3-02164】2015/09/04投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル北東部で雨季に採集されたアカカゴタケ属の2標本を検討し、片方をClathrus chrysomycelinusと同定した。 また、もう片方の桃色~淡赤色で縁部に歯牙状のフリンジを有する托などで特徴づけられる菌を、C. cristatusとして新種記載した。 ブラジル産アカカゴタケ属菌の検索表を掲載した。 Brazil, Paraiba, Santa Terezinha. RPPN Fazenda do Tamandua (新種) Clathrus cristatus Fazolino, Calonge & Baseia 語源…鶏冠の(托縁部の形状から) 【よく似た種との区別】 Clathrus preussii ブラジルに分布する 托の縁部に沿って歯牙状のフリンジを有する 本種より托縁部の突起の数が少ない 本種より托縁部の突起のサイズが小さい 本種と異なり托が桃色~淡赤色ではなく汚白色 Laternea pusilla 腕の形態が類似している 本種と托の形態が大きく異なる (その他掲載種) Clathrus chrysomycelinus Möller 【よく似た種との区別】 Clathrus preussii ブラジルに分布する 子実体が白色 本種と異なり托縁部に歯牙状のフリンジを有する Ileodictyon cibarium(フトアミカゴタケ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) 托の色がやや類似している 腕の形態がやや類似している 本種と異なり腕が融合して短い柄をなすという特徴を欠く 本種と異なり腕が管状 本種と異なり托がゼラチン質 本種と異なり托全体が時に菌蕾から外れることがある Ileodictyon gracile(カゴタケ) 形態的に類似している(混同のおそれがある) 托の色がやや類似している 腕の形態がやや類似している 本種と異なり腕が融合して短い柄をなすという特徴を欠く 本種と異なり腕が管状 本種と異なり托がゼラチン質 本種と異なり托全体が時に菌蕾から外れることがある