2020年1月18日 (仮訳)Coenogonium disciformeの稔性のある標本の初報告:ベトナムの地衣類相における新記録 Nguyen, TT. et al., 2011. First report of a fertile specimen of Coenogonium disciforme: A species new to the Vietnamese lichen flora. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/first-report-of-a-fertile-specimen-of-coenogonium-disciforme-a-species-new-to-the-vietnamese-lichen-flora/0E659048FC0C5402DF73CE84C1FB1483 [Accessed January 18, 2020] 【R3-06966】2020/1/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベトナム新産種としてCoenogonium disciformeを報告した。 本種はクアンビン省、トゥアティエン=フエ省、ダクラク省の3ヶ所において葉上に発生していた。 本種は従来タイおよびオーストラリアから知られていたが、子器を有する標本は初報告となった。 (ベトナム新産種) Coenogonium disciforme Papong, Boonpr. & Lücking 【よく似た種との区別】 Coenogonium isidiiferum 裂芽を有する 本種と異なり旧熱帯ではなく新熱帯に分布する 本種と異なり裂芽が規則形ではなく不規則形 本種と異なり裂芽が脱離すると地衣体に丸い孔を残すという特徴を欠く Chroodiscus mirificus(コゲボシゴケモドキ) 裂芽を有する 本種より裂芽のサイズが大きい 本種と異なり裂芽が扁平~いくぶん凸形 本種と異なり地衣体がK+黄色 裂芽が扁平~いくぶん凸形 本種と裂芽の構造が異なる Porina fusca 裂芽が扁平~いくぶん凸形 本種と裂芽の構造が異なる Porina pseudoapplanata 裂芽が扁平~いくぶん凸形 本種と裂芽の構造が異なる