(仮訳)ササ・タケ類赤衣病の原因菌、Stereostratum corticioidesの異種寄生性の初報告
Okane, I. et al., 2020. First report of heteroecism in Stereostratum corticioides, the causal agent of bamboo culm rust. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/61/4/61_MYC61172/_article/-char/ja/ [Accessed April 23, 2023] 【R3-10538】2023/4/23投稿

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3行まとめ

日本の大阪府、茨城県、鹿児島県においてチャンチンモドキに寄生するさび菌の一種を検討したところ、ササ・タケ類赤衣病の原因菌であるStereostratum corticioidesと同種であることが明らかになった。
チャンチンモドキ由来菌の接種試験により、これがその種の精子・さび胞子世代であることを示した。
本種における異種寄生性を初めて報告するとともに、Puccinia corticioidesの学名を復活させることを提案した。

(その他掲載種)

Puccinia corticioides Berk. & Broome
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