2021年5月15日 (仮訳)マレーシア、サバ州においてマッドクラブ (Scylla tranquebarica) の卵および幼生から分離されたLagenidium thermophilumの初報告 Lee, YN., Hatai, K. & Kurata, O. 2016. First report of Lagenidium thermophilum isolated from eggs and larvae of mud crab (Scylla tranquebarica) in Sabah, Malaysia. Bulletin of the European Association of Fish Pathologists. Avaialble at: https://eafp.org/download/2016-volume36/issue_3/36-3-111-lee.pdf [Accessed May 15, 2021] 【R3-08415】2021/5/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ マレーシア、サバ州においてノコギリガザミ属のカニの一種、Scylla tranquebaricaの卵および幼生から分離された卵菌の一種を検討した。 形態形質およびITS領域の塩基配列を基に、分離菌株をLagenidium thermophilumと同定した。 マレーシアにおける本属卵菌による感染は初報告となった。 (マレーシア新産種) Lagenidium thermophilum K. Nakamura, Miho Nakamura, Hatai & Zafran 【よく似た種との区別】 Lagenidium callinectes 海生菌である 甲殻類に感染する 宿主に対して病原性を有する ITS1領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と遊走子の形成様式が異なる ITS1領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される