(仮訳)イランにおけるリンゴの葉からのNeosetophoma poaceicolaの初報告
Ebrahimi, L. & Fotouhifar, K-B. 2021. First report of Neosetophoma poaceicola on apple leaf from Iran. Journal of Crop Protection. Available at: https://jcp.modares.ac.ir/article-3-44315-en.html [Accessed July 4, 2021] 【R3-08565】2021/7/4投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イラン、ハマダーン州においてリンゴから分離された菌を検討し、形態および分子データを基にNeosetophoma poaceicolaと同定した。
本種は黒斑病あるいは黒星病を呈した葉から腐生菌として分離された。
本種はタイのイネ科植物から知られていたが、イランからの報告およびリンゴの葉からの報告はいずれも初となった。

(イラン新産種)

Neosetophoma poaceicola Goonasekara, Thambugala & K.D. Hyde
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Neosetophoma xingrensis
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子嚢胞子が子嚢内部で1-3列の重なり合った列で配列する
本種と異なり子嚢胞子が2番目の隔壁で狭窄するのではなく隔壁部分で狭窄しない
本種と異なり子嚢胞子が通常無柄
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(3–)4–5(–6)ではなく通常3
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Neosetophoma guiyangensis
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子嚢胞子が隔壁部分で2番目の隔壁で狭窄するのではなく狭窄しない
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(3–)4–5(–6)ではなく1–3(–5)である
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される