(仮訳)スリランカにおいてゾウの糞に発生したPanaeolus sphinctrinusおよびPanaeolus foeniseciiの初報告
Ediriweera, S. et al., 2015. First Report of Panaeolus sphinctrinus and Panaeolus foenisecii (Psathyrellaceae, Agaricales) on Elephant Dung from Sri Lanka. Frontiers in Environmental Microbiology. Available at: http://www.sciencepublishinggroup.com/journal/paperinfo.aspx?journalid=384&doi=10.11648/j.fem.20150102.12 [Accessed August 7, 2016].
【R3-03181】2016/08/08投稿

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3行まとめ

Panaeolus sphinctrinusおよびP. foeniseciiの2種をスリランカ新産種として報告した。
両種はゾウの糞に発生し、前者は傘が灰褐色で縁部が類白色、担子胞子が帯黒褐色のレモン形であることなどで特徴づけられた。
後者は傘が白色~煙灰色、縁シスチジアが様々な形状をしていることなどで特徴づけられた。

※編集注:本論文で検討した標本が「ホロタイプ標本」と記載されているが、誤りと見られるので「タイプスタディ」タグを付与しなかった。

(スリランカ新産種)

Panaeolus sphinctrinus (Fr.) Quél.
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【よく似た種との区別】
Panaeolus retirugis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じクレードIIに含まれる)
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(スリランカ新産種)

Panaeolus foenisecii (Pers.) J. Schröt.
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