(仮訳)イタリアにおいて熱帯の新宿主に自然に生じたPleurotus fuscosquamulosusの初報告
Torta, L. et al., 2019. First report of Pleurotus fuscosquamulosus (Pleurotaceae, Basidiomycota) in Italy naturally occurring on new tropical hosts. Flora Mediterranea. Available at: http://www.herbmedit.org/flora/FL29_197-206.pdf [Accessed November 11, 2019] 【R3-06760】2019/11/11投稿

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3行まとめ

イタリア、パレルモにおいてカジノキ、Yucca elephantipes、およびキリに群生した菌を検討し、Pleurotus fuscosquamulosusおよびそのアナモルフと同定した。
本種はイタリア新産種であり、宿主の熱帯植物は本種の新宿主として報告された。
シリングアルダジンによる比色定性試験でラッカーゼ活性を、接種試験によりリグニン分解活性をそれぞれ確かめた。

(イタリア新産種)

Pleurotus fuscosquamulosus D.A. Reid & Eicker
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pleurotus abalonus(クロアワビタケ)
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される