(仮訳)極東ロシアからのStemphylium lycopersiciの初報告:新記録および新宿主
Gannibal, PB. 2012. First report of Stemphylium lycopersici from Far East Russia: A new record and new host. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00043 [Accessed May 22, 2020] 【R3-07340】2020/5/22投稿

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3行まとめ

ロシアの様々な地域においてトマト、ナス、キクの葉から分離された菌を検討し、そのうち沿海地方で分離された菌をStemphylium lycopersiciと同定した。
本種の極東ロシアからの確実な報告は初であった。
Solanum melongenaが本種の新宿主として報告された。

(極東ロシア新産種)

Stemphylium lycopersici (Enjoji) W. Yamam.
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【よく似た種との区別】
Stemphylium solani
ロシアに分布する
同じナス科植物を宿主とする
分生子が長楕円形で頂部が尖り、基部が丸い
本種と異なり分生子の1つの中位の隔壁部分のみで狭窄する
本種より分生子が短い
本種より分生子の長さ/幅比が小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が3-6