(仮訳)播種性クロモブラストミコーシスの新規病原菌、Fonsecaea pugnacius
Azevedo, CMPS. et al., 2015. Fonsecaea pugnacius, a novel agent of disseminated chromoblastomycosis. Journal of Clinical Microbiology. … Available at: http://jcm.asm.org/content/53/8/2674.short [Accessed May 19, 2016].
【R3-02940】2016/05/19投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ブラジル、マラニョン州においてクロモブラストミコーシスを発症し、脳への播種により死亡した52歳男性の症例を報告した。
皮膚および脳から分離された病原菌を検討し、Fonsecaea pugnaciusとして新種記載した。
本種は37°Cで生育可能であったが、患者の免疫機能は正常であり、感染経路は不明であった。
Cidelândia, Maranhão, Brazil

(新種)

Fonsecaea pugnacius R.R. Gomes, V.A. Vicente, C.M.P.S. Azevedo & G.S. de Hoog
語源…好戦的な(攻撃的な病原菌であることから)
※2016年5月20日現在、本種はSpecies fungorum/MycoBankに登録されていない(論文にMB番号の項目はあるが番号の記載がない)