(仮訳)中国新産のアオキノリ属地衣4種
Xia, Y. et al., 2018. Four new records of Leptogium from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2018/00000133/00000001/art00009 [Accessed July 30, 2018].
【R3-05352】2018/7/30投稿

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3行まとめ

中国新産種としてLeptogium askotenseL. coralloideumiL. milligranum、およびL. subtileを報告した。
これらの新産種は四川省、雲南省、チベット自治区、および湖南省から報告され、樹皮やコケなどに発生していた。
各種の記載文、標本写真などを掲載し、類似種との相違点などを記述した。

(中国新産種)

Leptogium askotense D.D. Awasthi
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【よく似た種との区別】
Leptogium trichophoroides(クロカワキノリ)
地衣体縁部が綿毛状および皺状
子器の柄が綿毛状
本種より地衣体上面が暗色
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
Leptogium delavayi(ミヤマキノリ)
本種と異なり地衣体縁部が綿毛状および皺状ではなく無毛
本種と異なり子器の柄が膨大する
本種と異なり子器の柄が綿毛状ではなく無毛
Leptogium arisanense
本種と異なり子器が無柄

(中国新産種)

Leptogium coralloideum (Meyen & Flot.) Vain.
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【よく似た種との区別】
Leptogium burnetiae
中国に分布する
裂芽が珊瑚状
本種と異なり地衣体下面が疎らな毛および条線ではなく密で100 μm超の毛に覆われる
Leptogium cyanescens(チヂレアオキノリ)
中国に分布する
裂芽が珊瑚状
本種と異なり地衣体上面に隆起を欠く
本種より裂片が薄い
Leptogium laceroides
中国に分布する
裂芽が珊瑚状
本種と異なり地衣体上面が平滑
本種と異なり地衣体下面が疎らな毛および条線ではなく密毛に覆われる
Leptogium lichenoides(ヒメトサカゴケ)
中国に分布する
裂芽が珊瑚状
本種と異なり裂片が半直立~直立
本種と異なり裂芽が主に地衣体上面の隆起上ではなく縁部に分布する
Leptogium pseudopapillosum(キリシマカワキノリ)
中国に分布する
裂芽が珊瑚状
本種と異なり地衣体下面が疎らな毛および条線ではなく密で100 μm超の毛に覆われる

(中国新産種)

Leptogium milligranum Sierk
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【よく似た種との区別】
Leptogium asiaticum(トゲクロカワキノリ)
中国に分布する
裂芽が小粒状
本種と異なり裂片が不明瞭ではなく明瞭な円形
本種と異なり裂片が癒合しない
Leptogium papillosum
中国に分布する
裂芽が小粒状
本種と異なり裂片が不明瞭ではなく明瞭な円形
本種と異なり裂片が癒合しない
Leptogium saturninum(ツブカワキノリ)
中国に分布する
裂芽が小粒状
本種と異なり裂片が不明瞭ではなく明瞭な円形
本種と異なり裂片が癒合しない
Leptogium weii
中国に分布する
裂芽が小粒状
本種と異なり裂片が不明瞭ではなく明瞭な円形
本種と異なり裂片が癒合しない

(中国新産種)

Leptogium subtile (Schrad.) Torss.
タカネキノリ
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