2022年12月9日 (仮訳)ブラジル、バイーア州産のスッポンタケ型およびフロリフォルメ型菌類 Ribeiro, MS. et al., 2022. Funga faloide e floriforme (Phallales, Basidiomycota) no Estado da Bahia, Brasil. Hoehnea. Available at: https://www.scielo.br/j/hoehnea/a/hFM8JCCLJRxNjZPVLQBYjqs/abstract/?lang=en [Accessed December 9, 2022] 【R3-10133】2022/12/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、バイーア州においてスッポンタケ目菌類の調査を実施し、7種を同定した。 そのうちAbrachium floriformeを除く6種がバイーア州新産種となった。 各種の記載文と検索表を掲載した。 (その他掲載種) Abrachium floriforme (Baseia & Calonge) Baseia & T.S. Cabral (ブラジル北東部、バイーア州新産種) Itajahya galericulata Möller (バイーア州新産種) Mutinus caninus (Hudson) Fries キツネノロウソク 【よく似た種との区別】 Mutinus verrucosus ブラジルに分布する 子実体の稔性部位に境界がある 托を欠く 本種と異なり子実体の稔性部位が赤色ではなく橙色 本種と異なり子実体の稔性部位表面が皺状ではなく顕著な疣状 本種と異なり偽柄が帯黄色ではなく白色 Mutinus elegans(タヌキノベニエフデ) ブラジルに分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり傘と柄に境目がない 本種と異なり偽柄が桃色 Mutinus ravenelii 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり偽柄が黄色および赤色を帯びる (バイーア州新産種) Mutinus elegans (Montagne) E. Fischer タヌキノベニエフデ 【よく似た種との区別】 Mutinus caninus(キツネノロウソク) ブラジルに分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり傘と柄に境目がある 本種と異なり偽柄が桃色でない (バイーア州新産種) Mutinus verrucosus T.S. Cabral, B.D.B. Silva, K. Hosaka, M.P. Martín & Baseia 【よく似た種との区別】 Mutinus caninus(キツネノロウソク) ブラジルに分布する 子実体の稔性部位に境界がある 托を欠く 本種と異なり子実体の稔性部位が橙色ではなく赤色 本種と異なり子実体の稔性部位表面が顕著な疣状ではなく皺状 本種と異なり偽柄が白色ではなく帯黄色 Mutinus proximus 本種と異なりブラジルにおける分布が知られていない 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり子実体が橙赤色 本種と異なり子実体頂部に孔を欠く Mutinus penzigii 本種と異なりブラジルにおける分布が知られていない 本種と異なり子実体表面にピン状の突起を有する (バイーア州新産種) Phallus denigricans T.S. Cabral, B.D.B. Silva & Baseia 【よく似た種との区別】 Phallus merulinus ブラジルに分布する カリプトラを欠く 托が鐘形 偽柄が白色 菌網を有する 本種と異なり托表面が網目状ではなく皺状 本種と異なりつぼがパステルブラウンではなく帯灰白色である (ブラジル北東部、バイーア州新産種) Phallus merulinus (Berkeley) Cooke 【よく似た種との区別】 Phallus denigricans ブラジルに分布する カリプトラを欠く 托が鐘形 偽柄が白色 菌網を有する 本種と異なり托表面が皺状ではなく網目状 本種と異なりつぼが帯灰白色ではなくパステルブラウンである Phallus atrovolvatus 托表面が皺状 本種と異なりつぼが帯灰白色ではなく黒色 Phallus indusiatus(キヌガサタケ) 菌網が白色 本種と異なり托表面が網目状