(仮訳)菌類の多様性プロファイル1-10
Adamčík, S. et al., 2015. Fungal Biodiversity Profiles 1–10. Cryptogamie, Mycologie. …. Available at: http://www.bioone.org/doi/full/10.7872/crym/v36.iss2.2015.121 [Accessed July 18, 2015].
【R3-02020】2015/07/18投稿

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3行まとめ

主に形態学的検討および分子系統解析の結果に基づき10新種を記載した。
各新種のうち子嚢菌は2種、不完全菌は1種、接合菌は1種、担子菌は6種であった。
各新種はタイ、中国、インド、ブラジル、米国などから報告された。
Thailand, Chiang Rai Province, Doi Mae Salong, temple side

(新種)

Bambusistroma didymosporum D.Q. Dai & K.D. Hyde
語源…(属名)タケの子座/(種小名)二細胞胞子の
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【よく似た種との区別】
Didymella aptrootii
子嚢胞子が紡錘形
子嚢胞子の片方の細胞がより大きい
子嚢胞子に小さな油滴を多数含む
本種より子嚢の幅が広い
本種と異なり子嚢が円筒形ではなく類球形~棍棒形
Massarina igniaria
子嚢が円筒形
子嚢胞子が広紡錘形
本種と異なり子嚢果が宿主組織および黒色の菌糸体に覆われるという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子が無色ではなく褐色
本種と異なり子嚢胞子表面が平滑ではなく小疣状
中国吉林省延辺朝鮮族自治州安図県長白山風景区黄松浦

(新種)

Boidinia parva Ghobad-Nejhad, S.L. Liu, Y.C. Dai & E. Langer
語源…小さい(担子胞子のサイズから)
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【よく似た種との区別】
Gloeocystidiellum clavuligerum
形態的に一見類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子実層面が疣状
本種と異なり担子器が棍棒形
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なりグレオシスチジアの頂部が鈍頭ではなく数珠状
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Boidinia permixta
子実層面が平滑
グレオシスチジアが倒棍棒形
菌糸にクランプを有する
本種と異なり子実体が蝋状ではなく薄膜状
本種と異なり子実層面がクリーム色~クリーム黄褐色ではなく帯灰クリーム色
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なりグレオシスチジアの頂部が鈍頭ではなく数珠状のことがある
Boidinia luteola
子実層面が平滑
菌糸にクランプを有する
本種と異なり子実体形成菌糸層が緩い
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なりグレオシスチジアが倒棍棒形ではなく円筒形
Gloeocystidiellum porosellum
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子胞子が長い
本種と異なりグレオシスチジアに”schizopapilla”を有する
本種と異なりクランプを欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Gloeocystidiellum bisporum
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり担子器が2胞子性
本種と異なりクランプを欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
India, Himachal Pradesh, Sundernagar

(新種)

Camposporium himalayanum I. B. Prasher & R. K. Verma
語源…ヒマラヤの
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【よく似た種との区別】
Camposporium ontariense
本種より分生子柄の最大長が長い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく6-8
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく3-9
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく0
Camposporium indicum
本種より分生子柄が短い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく2-5
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく3-14
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく0
Camposporium scolecosporum
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく0-3
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく6-12
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく0
Camposporium cambrense
分生子の付属糸が分枝しない
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく9-15
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく9-15
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1
本種と異なり分生子の付属糸に隔壁を有する
Camposporium pellucidum
分生子柄のサイズの範囲が重なる
分生子の付属糸が分枝しない
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく最大10
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく7-16
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1
本種と異なり分生子の付属糸に隔壁を有する
Camposporium hyalinum
分生子の付属糸が分枝しない
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく0-1
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく2-6
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1
Camposporium marylandicum
分生子の付属糸が分枝しない
本種より分生子柄の幅が狭い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく0-5
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく5-10
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1
Camposporium ramosum
分生子柄のサイズが類似している
本種より分生子柄の幅が狭い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく4-10
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく8-15
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1
本種と異なり分生子の付属糸が分枝しないのではなく1-3回分枝する
本種と異なり分生子の付属糸に隔壁を有する
Camposporium japonicum
分生子の隔壁数が7-10
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種より分生子柄が短い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく5
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1
本種と異なり分生子の付属糸が分枝しないのではなく2-4回分枝する
Camposporium quercicola
分生子の付属糸が分枝しない
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく1-3
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく5-9
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく0-3
Camposporium laundonii
分生子の付属糸が分枝しない
本種より分生子柄が短い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく0-2
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく4-9
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1-2
本種と異なり分生子の付属糸に隔壁を有する
Camposporium antennatum
分生子の付属糸が分枝しない
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種より分生子柄の幅が狭い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく最大12
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく4-14
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1-3
Camposporium microsporum
分生子の付属糸が分枝しない
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく1-5
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく2-6
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく2
Camposporium fusisporum
分生子柄のサイズの範囲が重なる
分生子の付属糸が分枝しない
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく10-15
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく8-11
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく2-3
Camposporium hyderabadense
分生子の付属糸が分枝しない
分生子の付属糸に隔壁を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の隔壁数が7-12ではなく1-3
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が7-10ではなく5-9
本種と異なり分生子の付属糸の数が0-1ではなく1-4
中国海南省楽東リー族自治県尖峰嶺国家森林公園

(新種)

Gloiocephala parvinelumbonifolia Chun Y. Deng, J. Qin & Zhu L. Yang
語源…小さなハスの葉の(子実体の外見から)
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【よく似た種との区別】
Gloiocephala tenuicrinita
傘が白色
傘が漏斗形
子実層面が平滑
柄表面が粉状
担子胞子が類紡錘形~豆形
子実層シスチジアを欠く
柄シスチジアが毛状
柄シスチジアが薄壁
本種と異なり傘シスチジアが散在するのではなく多数存在する
本種と異なり傘シスチジアが槍形、類円筒形、類紡錘形ではなく毛状
本種と異なり傘シスチジアが薄壁~僅かに厚壁ではなく薄壁
本種と異なり傘表皮に長い厚壁の毛を欠く
Gloiocephala epiphylla
傘中央部が窪む
子実層面が平滑
柄表面が粉状
担子胞子が類紡錘形~豆形
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘シスチジアが便腹形で頭状でないという特徴を欠く
本種と異なり傘表皮に厚壁の長い毛を有するという特徴を欠く
本種と異なり柄シスチジアが類円筒形でしばしば屈曲するという特徴を欠く
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Gloiocephala longifimbriata
傘表皮に厚壁の毛を有する
本種と異なり中国ではなくアルゼンチンに分布する
本種と異なり子実層シスチジアを有する
本種と異なり傘シスチジアが頭状
Gloiocephala capillata
傘表皮に厚壁の毛を有する
本種と異なり中国ではなくメキシコに分布する
本種と異なり子実層シスチジアを有する
本種より担子胞子が長い
本種と異なり傘シスチジアが頭状
本種より柄シスチジアの幅がずっと広い
中国広東省肇慶市鼎湖国家級自然保護区

(新種)

Gongronella guangdongensis F. Liu, T.T. Liu & L. Cai
語源…広東産の
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【よく似た種との区別】
Gongronella butleri
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり胞子嚢胞子が無色~淡黄色ではなく無色
本種と異なり胞子嚢胞子が球形でなはなく卵形で片側が扁平かほぼ腎臓形
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国湖南省郴州市宜章県蟒山国家森林公園

(新種)

Hypochnicium austrosinensis W.M. Qin & L.W. Zhou
語源…南の中国の
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【よく似た種との区別】
Hypochnicium bicystidiatum
シスチジアが頭状または筒状
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が厚壁
本種と異なり担子胞子がシアノフィリックである
本種よりシスチジアのサイズが大きい
Brazil, along highway, between the cities Castro Alves and Santa Terezinha, Bahia

(新種)

Neodeightonia licuriensis A. R. Machado & O. L. Pereira
語源…宿主の名称”licuri”より
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【よく似た種との区別】
Neodeightonia subglobosa
ITS+Ef1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が最大3ではなく1
ITS+Ef1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Neodeightonia phoenicum
分生子のサイズの範囲が重なる
ITS+Ef1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が最大3ではなく1
ITS+Ef1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Neodeightonia palmicola
分生子形成細胞のサイズの範囲が重なる
分生子のサイズの範囲が重なる
ITS+Ef1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が最大3ではなく1
ITS+Ef1-α+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国遼寧省本渓市南芬区馬家村

(新種)

Phallus ultraduplicatus X-D Yu, Wei Lv, Shu-Xia Lv, Xu-Hui Chen, Qin Wang
語源…極限に二重の(菌網がごく短いことから)
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【よく似た種との区別】
Phallus impudicus(スッポンタケ)
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり菌網が不完全ではなくに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Phallus impudicus var. pseudoduplicatus(マクキヌガサタケ)
本種より菌網のメッシュ状開口部のサイズが顕著に大きい
Dictyophora nanchangsis
菌網が不完全
本種と異なり子実体がオリーブ色ではなく帯赤色
Phallus duplicatus
菌網が短い
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より菌網がかなり長い
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
United States. New York. Albany Co. South Bethlehem, close to the SUNY Cortland, Robert Brauer Memorial Field Research Station

(新種)

Russula katarinae Adamčík & Buyck
語源…Katarína Adamčíková氏に献名
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【よく似た種との区別】
Russula ochrifloridana
米国に分布する
本種より南方に分布する
本種と異なり傘が黄橙色ではなくより淡い帯黄色
本種より担子胞子のQ値が大きい
本種より担子胞子の装飾がずっと低い
本種より担子胞子の疣状装飾が密に連結する
Russula levyana
米国に分布する
担子胞子の装飾が非常に類似している
担子胞子の装飾の高さが同等
本種より南方に分布する
本種と異なりストローブマツではなく3葉マツ類を宿主とする
本種と異なり傘が黄橙色ではなく赤色
本種より担子胞子の装飾が連結する
本種ほど傘表皮の末端細胞が長くない
Russula fucosa
同所的に分布する(米国)
傘の色が退色した際などに本種と非常に類似することがある
担子胞子の形態が同一
傘表皮の縁部付近の末端細胞が非常に類似している
本種と異なり傘が黄橙色ではなく鮮やかな赤色
本種と異なり傘表面がビロード状
本種より傘表皮の中央部における末端細胞が短い
本種より傘表皮の中央部における末端細胞が膨大する
India, Sikkim, North District, Dombang

(新種)

Suillus lariciphilus K. Das, D. Chakr., K.P.D. Latha & Cotter
語源…カラマツを好む
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【よく似た種との区別】
Suillus grevillei(ハナイグチ)
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘が淡橙色~暗褐色ではなく黄色~橙褐色
本種と異なり管孔が白色~帯灰橙色、のちにより暗色になるのではなく黄色
本種と異なり孔口面が白色~帯灰橙色、のちにより暗色になるのではなく黄色
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus tridentinus
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり管孔が白色~帯灰橙色、のちにより暗色になるのではなく橙色
本種と異なり孔口面が白色~帯灰橙色、のちにより暗色になるのではなく橙色
本種と異なり傘表皮が粘質平行菌糸被ではなく毛状被
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus viscidus(シロヌメリイグチ)
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘が淡橙色~暗褐色ではなく黄褐色
本種と異なり傘表面に灰黒色の小鱗片を伴う
本種と異なり肉が空気に触れると帯褐色ではなく緑色~青色系に変色する
本種と異なり臭いが不明瞭または菌臭ではなく微かな芳香を有する
本種と異なり子実層シスチジアに結晶を伴う
本種と異なり傘表皮が粘質平行菌糸被ではなく粘質毛状被
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus spectabilis(キノボリイグチ)
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘が淡橙色~暗褐色ではなく帯桃赤色~橙赤色
本種と異なり肉が白色~帯褐色ではなく黄色
本種と異なり肉が空気に触れると帯褐色ではなく帯桃色、のちに褐色に変色する
本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus grisellus
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘が類白色~淡いオリーブ色またはオリーブ灰色
本種と異なり肉が硫酸鉄でオリーブ褐色~オリーブ灰褐色ではなく即座に帯青灰色に呈色する
本種と異なり肉が水酸化アンモニウムで淡褐色ではなく淡桃色に呈色する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus serotinus
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘に帯赤色~チョコレート色の膠質を伴う
本種と異なり肉に帯赤色~チョコレート色の膠質を伴う
本種と異なり肉が空気に触れると帯褐色ではなく緑色~青色系に変色する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus bresadolae
カラマツ属植物を宿主とする
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり米国ではなくヨーロッパに分布する
本種と異なり内被膜が鮮やかな黄色
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus luteus(ヌメリイグチ)
ヒマラヤに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりカラマツ属の樹下に発生しない
本種と異なり柄に顕著な腺点を有する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus sibiricus
ヒマラヤに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりカラマツ属の樹下に発生しない
本種と異なり柄に顕著な腺点を有する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus bovinus(アミタケ)
ヒマラヤに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりカラマツ属の樹下に発生しない
本種と異なり柄につばを欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus granulatus(チチアワタケ)
ヒマラヤに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりカラマツ属の樹下に発生しない
本種と異なり柄につばを欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus placidus(ゴヨウイグチ)
ヒマラヤに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりカラマツ属の樹下に発生しない
本種と異なり柄につばを欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Suillus indicus
ヒマラヤに分布する
本種と異なりカラマツ属ではなく別の針葉樹を宿主とする
本種と異なり管孔が白色~帯灰橙色、のちにより暗色になるのではなく黄色~帯褐黄色
本種と異なり孔口面が白色~帯灰橙色、のちにより暗色になるのではなく黄色~帯褐黄色
本種と異なり柄に腺点を有する
Suillus himalayensis
ヒマラヤに分布する
本種と異なりカラマツ属ではなく別の針葉樹を宿主とする
本種と異なり傘が淡橙色~暗褐色ではなく灰緑色を帯びる淡黄色
本種と異なり肉が白色~帯褐色ではなく淡黄色
本種と異なり肉が傷つくと帯褐色ではなく帯灰緑色に変色する