2021年5月28日 (仮訳)メキシコの熱帯乾燥林に産した新種、Fuscoporia valenzuelae Raymundo, T. 2021. Fuscoporia valenzuelae (Hymenochaetaceae, Basidiomycota), a new species from the tropical dry forest in Mexico. Acta Botanica Mexicana. Available at: https://abm.ojs.inecol.mx/index.php/abm/article/view/1844 [Accessed May 28, 2021] 【R3-08453】2021/5/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコ太平洋岸の熱帯乾燥林でAstronium属生木に発生した菌を検討し、Fuscoporia valenzuelaeとして新種記載した。 本種は子実体が背着生で非常に長く、孔口が多角形~不規則形で、担子胞子が楕円形であり、菌糸状剛毛および子実層剛毛を有することなどで特徴づけられた。 メキシコ産Fuscoporia属菌の検索表を掲載した。 Mexico, Jalisco, municipality La Huerta, Reserva de la Biosfera Chamela-Cuixmala, Búho (新種) Fuscoporia valenzuelae Raymundo 語源…Ricardo Valenzuela博士に献名 【よく似た種との区別】 Fuscoporia contigua メキシコに分布する 子実体が背着生 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子が長い 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく楕円形~長楕円形 本種より子実層剛毛のサイズが大きい 本種より菌糸状剛毛のサイズが大きい 本種と異なり実質剛毛を有する Fuscoporia ferruginosa メキシコに分布する 本種より孔口のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく円筒形 Fuscoporia chrysea メキシコに分布する 本種と異なり子実体縁部が黄金色 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~広楕円形 本種と異なり子実層剛毛を欠く