2018年3月12日 (仮訳)特異な胞子散布戦略をとる新種のツチグリ、Geastrum entomophilum Fazolino, EP., Calonge, FD. & Baseia, IG., 2008. Geastrum entomophilum, a new earthstar with an unusual spore dispersal strategy. Mycotaxon. Available at: http://agris.fao.org/agris-search/search.do?recordID=US201300918864 [Accessed March 12, 2018]. 【R3-04930】2018/3/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルの大西洋岸森林で採集された腹菌の一種を検討し、Geastrum entomophilumとして新種記載した。 本種のグレバの内部には様々な甲虫が見出され、胞子散布に関与しているとみられた。 本種は内皮の小疣状装飾が束になった虫のような形の菌糸からなるという特徴を有していた。 Brasil, Rio Grande do Norte, Natal, Parque Estadual Dunas do Natal (新種) Geastrum entomophilum Fazolino, Calonge & Baseia 語源…虫を好む 【よく似た種との区別】 Geastrum rufescens(ヤブレツチガキ) 内皮の装飾が虫状の菌糸からなる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり内皮の装飾をなす菌糸が束をなさない Geastrum welwitschii 内皮の装飾が虫状の菌糸からなる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり内皮の装飾をなす菌糸が束をなさない