2023年3月21日 （仮訳）中国雲南省産の新種Geastrum suae Zhang, Z-Q. et al., 2023. Geastrum suae sp. nov. (Geastraceae, Basidiomycota) a new species from Yunnan Province, China. Biodiversity Data Journal. Available at: https://bdj.pensoft.net/article/99027/ [Accessed March 21, 2023] 【R3-10439】2023/3/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国雲南省で採集された菌を検討し、Geastrum suaeとして新種記載した。 本種は子実体が大型、外皮が桃色で6裂し、内皮が球形無柄、”prosthecae”が長いことなどで特徴づけられた。 本種はITS+nrLSUに基づく分子系統解析で独自の系統を形成した。 中国雲南省大理市蒼山 （新種） Geastrum suae Z.Q. Zhang C.H. Li & Z.L. Luo 語源…中国の菌類学者、故蘇鴻雁教授に献名 【よく似た種との区別】 Geastrum rubellum 森林に生息する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくブラジル、マルティニークなどに分布する 本種より子実体の拡張時のサイズが小さい 本種と異なり外皮が桃色ではなく帯赤色～帯褐色 本種より外皮の毛が長い 本種と異なり偽柔組織層がごく淡い赤色ではなく新鮮時純桃色、乾燥時帯褐灰色である 本種と異なり菌糸体層が疣状～毛状 本種より担子胞子の疣の丈が高い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される